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THE SOUL THAT NEVER DIES (2001年)
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THE SOUL THAT NEVER DIES
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解説 - THE SOUL THAT NEVER DIES
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1. 29 ★★ (2002-04-21 04:23:00)

全国30万人(推定)のNIGHTWISHファンの皆さん、お待たせしました!(笑)
DARK MOORを擁するスペインのArise Recordsから、恐るべき刺客が放たれました。(勝手な想像)
Heavenの「NIGHTWISHからゴシックの要素を少なくしてより正統HM的な云々」という言葉に半信半疑ながら購入しました。
そして、まずは1曲目のクラシカルなイントロで悶絶、のっけのデスVoで狂乱、そしてターヤを彷彿させる麗しのソプラノボイスで昇天、って感じデス。
そしてこの美声の主のご尊顔を拝見しようとインナースリーブを見てさらにビツクリ!スペインにしちゃー彫りの浅い顔だなー、へーPayさんっていうのかー、ん?よく見りゃ横に李佩頴って書いてあるじゃーないかー!他のメンバーも皆アジア系だし…。もっとよく見るとスタジオやMIXは台北!?ってことは台湾のバンドってことではないか!いや別にアジアに偏見を持っているわけじゃないですけど、こんな北欧然とした内容のアルバムが沖縄のすぐ先の国から現れるとは思いませんでした。
内容は確かにゴシック要素の少ないNIGHTWISHといった感じです。メロスピ寄りのNIGTWISHといった方が近いかな。演奏もクラシカルなアレンジも良いし、そして何よりもPayのソプラノVoが声域、表現力ともかなりの実力の持ち主なんですよ(ただしところどころで音程の不安を感じるところも…)。これは掘り出しモノだ!
ただし、よく聴き込んで行くと、実は曲と歌メロが実はあまりマッチしてないんじゃないか…と思わせるところも多いですね。ターヤのような突き抜けるようなソプラノVoは、逆にあれくらいゴシック要素のある楽曲でこそ生きてくる気がします。楽曲も歌唱も悪くないのに、合わさるとどうも若干の違和感を感じるなぁ。
NIGHTWISH、そして29的には同タイプでかなりストライクなAFTER FOREVERと比較すると、ちょっと全体的にメジャー感が足りないかなー。それはトータルでの整合感に欠けるところなんだけど。でもこの方向性は大好きだし、同じアジア人として、彼らのことは応援したいですね。
1stでここまで質の高いアルバムを作れたんだから、次作はかなり期待できます。レーベルのくっさい雰囲気を取り込んで化けてきたらかなりの大物になる可能性アリ!
興味のある方は是非々々聴いてみてください!



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