このアルバムは俺的に大好き。音質は悪く、トルキのVoも巧いとはいえないにせよ曲がいい。 全体的に北欧を感じさせる雰囲気が俺好みです。 疾走感溢れる「CHASING SHADOWS」「WE ARE THE FUTURE」や「TEARS OF ICE」「EYES OF THE WORLD」などの悲壮感漂う曲がとてつもなく良い。初期の隠れた名作といえるのでは?
3rd。 新しくBaにJari Kainulainenが加入。Sami KuoppamakiがDrでゲスト参加。 大ティモがヴォーカルを取った最後の作品だが、自らのヴォーカルに限界を感じたのでしょうか。よく知りませんが。 褒めるのと貶すのを同時にするならば、「素人に毛が生えたような」あまり上手とはいえないヴォーカルも、味があって良いと思います。 とは言いつつも、ギター兼ヴォーカルというのはやはり大変であり、どうしても曲の幅に制限が生じてしまうので、次作でティモ・コティペルトを専任ヴォーカリストとして迎えたのは正解だったのでしょう。 今作は上の方々も仰っているように北欧っぽさ、ストラトらしさを感じさせる好盤だと思います。 ただ、佳曲と駄曲の差は激しい気がします。 We Are The Future、Shattered、Full Moonが好きです。
名曲「THE HANDS OF TIME」が話題となった前作に続く3rd。 本作にもメロスピ・ファンであれば泣いて喜びそうな「CHASING SHADOW」、「HOLD ON TO YOUR DREAM」、「WE ARE THE FUTURE」、「SHATTERED」といったメロディアスな疾走曲が収録されているほか、透明感あるサビのメロディが美しい「EYES OF THE WORLD」、曲のタイトルに相応しい悲哀感あるバラード「TEARS OF ICE」、トリッキーなイントロが印象的な「DREAMSPACE」、ポップで壮大なキーボード・リフの「WINGS OF TOMORROW」等のミディアム&スロー・テンポの曲もなかなかの出来栄え。 ただし、やはりティモ・トルキ自身のヴォーカルが弱いこと、歌メロに頼りすぎてバックの演奏が単調であることが個人的には気になる。