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URIAH HEEP
WONDERWORLD
(1974年)
1.
Wonderworld
(11)
2.
Suicidal Man
(9)
3.
The Shadows and the Wind
(1)
4.
So Tired
(4)
5.
The Easy Road
(8)
6.
Something or Nothing
(5)
7.
I Won't Mind
(5)
8.
We Got We
(5)
9.
Dreams
(12)
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, 7.
I Won't Mind
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Dreams
コメント・評価
Recent 50 Comments
1. 船戸 正一郎
★★
(2001-12-24 00:27:00)
43才の今でも聞いています。邦題は「夢幻劇」なんとも不思議なタイトルに思わず
買ってしまった記憶があります。たしか74年の作品と思います。
当時のML誌には星が4つついていました。少々前作でアメリカナイズされた音から再び
ケン ヘンズレ-の魔界へと誘ってくれる作品が収められています。
お勧めは当時の邦題で「夢幻劇」「浮気な瞳」「孤独の道標」など人気下降気味の彼らの
入魂の一作と思うのですが。
彼らのアルバムについて語れるなんて最高です。
2.
柴が2匹(会社から)
★★
(2003-10-29 17:50:00)
雑誌辺りの影響かこれも良い評判ではないようです。(けれど結構売れてました。)
しか~~し、前作よりも湿り気がまし、よりメロディアスで優しさあふれるサウンドが
あふれています。上記の方のおっしゃるとおり入魂の出来です。
本作で最後となるゲイリーセインのベース・ラインも最高です。合掌・・・。
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3.
杉本 剛
★★
(2003-11-05 21:52:00)
1974年6月リリース。彼らのヨーロッパ大陸での活動拠点であり、根強い人気を誇っていたドイツで録音された作品だ。前作「SWEET FREEDOM」で顕著だったポップ色は薄れ、再び湿った独特の音世界を聴かせているが、MICK BOXがこれは辛いアルバムだった、と言っているように、作曲面で限界が見え始めた感がある。しかし、KEN HENSLEYはこのアルバムの劇的な作風が気に入っているようだ。これまでのような展開に凝った曲もあまりないが、幻想的でHEEP独特の世界観は健在と言って良いだろう。残念ながらべーシスト・GARY THAINは同年9月にはステージ上で感電事故に遭い、この作品を最後にグループを離れ、翌年12月には他界してしまう。彼のプレイが聴ける最後の作品なのである。
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4. うりうりうり
★★
(2007-09-10 11:57:00)
どこが駄作なのかまったくもってわかりませんね。ヒープを愛するが故にどうしようもなく厳しい評価になってしまっているのならともかく、「駄作扱い」が一般的になっていることには憤りを覚えます。ポップな曲にも湿り気があります。とてもアメリカナイズされたとは言えないのでは?傑作とされる「対自核」、「悪魔と魔法使い」、「魔の饗宴」にもポップな曲は収録されているじゃないですか。
一般的意見が「駄作」であることに対して天の邪鬼になって思うのではなく、本当に素晴しい作品であると思います。つまり、「これはこれでいい」とかいうのではなく、厳しい目で(耳で?)このアルバムに対峙してみても全く妥協することなく「良い」と言えるということです。
5.
カルマ
★★
(2007-11-18 13:42:00)
僕も上の人と同じくどこが駄作なのかと思う。「鏡にうつした哀しみ」は微妙だけどそれ以外は欠点のない、傑作と呼ぶにふさわしい作品だ。一般的評価が低いのは、メンバーがあまりいい事を言おうとしないせいもあるのかも。
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6.
火薬バカ一代
★★
(2010-08-22 20:57:00)
ゲイリー・セイン在籍時代最後の作品となった、'74年発表の7thアルバム。(邦題は『夢幻劇』)
ブラック企業ばりのアルバム制作スケジュールや、メンバー間の対立、マネージャーへの不信感等から、当時、
バンドはいつ空中分解してもおかしくない状態にまで疲弊しきっていたらしく、そのためケン・ヘンズレーや
ミック・ボックスは、本作について「もっと良い物が作れた筈だ」と自嘲気味に振り返るが、んな事ぁない。
前作『SWEET FREEDOM』に比べ、幾分ハードさを回復したその内容は、収録曲のクオリティといい、
メンバーのパフォーマンスやアンサンブルの冴えといい、相変わらず高いレベルを維持。
本作を最後に解雇されるゲイリー・セインも、とてもヘロイン中毒が取り返しのつかないレベルまで
悪化していたとは思えぬ、素晴しいBプレイを披露してくれています。
まさに邦題通りの幻想美に満ちたアルバム表題曲①や、ヘヴィさと華やかさのバランスが絶妙な②、
ケン一押しの叙情バラード⑤、躍動感溢れるBラインが印象的な⑧、そして、妖しく美しくドラマティックな
名曲⑨など粒揃いの楽曲を聴けば、当時のバンド内部の雰囲気の悪さが、本編のクオリティに殆ど影を
落していない事が納得できる筈。流石(?)URIAH HEEP。
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7.
夢想家・I
★★
(2012-02-25 19:38:19)
メンバーが銅像に扮しているアートワークが印象的です。
ドラマチックな作風への回帰が図られていますが以前よりも曲の展開がシンプルで地味に感じられやや盛り上がりに欠けるきらいがある点が人気の無い原因かも知れません、あと個人的には妙に重苦しい雰囲気が感じられ違和感を覚えます。
あんまり良い感想を書いていませんが総じて楽曲の質は安定していて特にオープニングの "Wonder World" とエンディングの "Dreams" がしっかりしているので安心してアルバムを通して聴く事が出来ます。
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8.
失恋船長
★★
(2020-12-04 12:29:14)
ミック・ボックスがインタビューで答えた『辛い時代だった』そして『もっといいものが作れた』この二つの言葉がキーワードのように思える。今アルバム。最近、亡くなったケン・ヘンズレー、その訃報を聴き、彼の歴史を再度触れているのだが、やはり制御不可能な我の強さを感じさせる作風に落ち着いている。
ハッキリ言えばユーライアヒープとは、どんなバンドなのか、それが見えてこないアルバムになってしまったと言えよう。それは、今作に限ったことではない、初期の重厚かつ幻想的なスタイル、ある種の神秘的な魔力的音楽性を手放してからの迷走ぶりを象徴しているように感じる。
アメリカでの成功を念頭に作られる70年代中期からのHEEPサウンド、襲い掛かるハモンドオルガンは影を潜め、バンドとして核になるサウンドが見失った。前作よりは英国的な情緒を取り戻していたとて、フォーキーでスローなナンバーも多く、やれないのではなくヤラナイ選択をするバンドの運営に大きな問題を感じてします。
HEEPと言えばな音楽性、その顔が見えてこないのがツライと言えよう。
デビット・バイロンは器用なシンガーだ、子役上がりでCMソングも唄っていた、その器用さが、時には顔のないバンドの音楽性に拍車をかけている。その上手さが仇となる典型的なアルバムが今作であろう。
冷静に聴けばよいアルバムです。70年代的オリジナルのある創作性も感じされる。しかし、それは現在のシーンと比較しての話、時系列で聴けば、物足りなさを覚えるのが正直なところだろう。
まさにもっとやれたはずである。それは、そこかしこにHEEPらしさを感じれるからです。徹底して欲しかったなぁ。
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評価:
★★★
素晴らしい!!
★★
良い!
★
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