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SHOCK TACTICS (1981年)
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SHOCK TACTICS
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解説 - SHOCK TACTICS
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. NAVDEV ★★ (2001-11-26 20:45:00)

現IRON MAIDENのブルース・ディッキンソンがIRON MAIDEN加入前にブルース・ブルースという名前で参加していたSAMSONの3枚目のアルバムです。
このSAMSONというバンド、ドラマーが覆面姿で檻の中で叩いて話題を呼んで、当時NWHMムーブメント勃発時にはIRON MAIDENより上位の位置にいたものが
その後の展開で先を越されてしまった訳ですが、個人的には実力の部分ではブルースが全て担っていたように思います。
しかしこのアルバムでのブルースの歌唱は凄いです。若さに任せて物凄いシャウトをしてます。
聞いてて喉が張り裂けるんじゃないかと思うくらいです。この前に「HEAD ON」というアルバムをリリースしてますがそれに比べても
今回の方が凄さを感じます。といっても曲の方は至って単調でちょっと曲作りをかじった者ならすぐできてしまうような安易なものです。
しかし逆にそのおかげで歌が強調される結果となってます。
ブルース以外は特筆すべきものもなく、バンド名の由来であるギターのポール・サムソンのプレイもごく平凡なもので、
ドラムも「HEAD ON」に比べれば安定感は出てきてますが特別どうということもありません。
まさにブルースの歌がすべてという印象です。廃盤のため入手困難だと思いますがブルースファンは1度は聞いてみる価値があると思います。



2. せーら ★★ (2004-01-09 23:24:00)

81年発表の3rdアルバム。
改めてちゃんと聴いてみたら思ったより優れた内容で、「NWOBHMの名作!」という帯の叩き文句に少し納得。
とにかくブルースの歌は凄まじいし、インスト群も1stの頃と比べものにならないほど覇気があります。それに楽曲に魅力がある。確かにNWOBHM時代の名作の1つかもしれません。
このいかにも廃盤!って感じのジャケットアートが好きだなぁ。
本作を最後にブルースと、名物覆面ドラマー・サンダースティックが脱退し、SAMSONはポシャっちゃうわけですね。
国内盤廃盤ですが(わたしは国内盤、しかもサンプル盤持ってるよ~♪←ヤな奴)、輸入盤だったら手に入りやすいでしょうから、とりあえずIRON MAIDENファンは聴いてみては如何でしょうか。結構良いですよ。




3. cozy_ima ★★ (2006-11-20 18:29:00)

★★★★★NWOBHM名鑑10選



4. たかつんリターン ★★ (2007-01-19 07:32:00)

楽曲は結構良いと思うけどなぁ
確かにリズム隊が弱いしギターも弾きまくるタイプじゃないから
ブルースの歌がより強調されますね
シャウトも凄い



5. 天使のどりちゃん ★★ (2008-06-11 23:32:00)

Vo.が好きだぁ~って入れようと思ったらブルースさんでしたかぁ。
納得納得。一人で納得
無知なのが逆に功を奏したカンジでブルースさんはすっごいなぁって再確認。
収めるべき専用棚にお引越しせねば・・・・ごめん。無知な子で。



6. セッキージョーダン ★★ (2008-06-13 00:37:00)

Riding With ~をブルースのソロ時代にライブでやっているのを聞いたことあるんですよね。その時は、「あれ?誰の曲?」なとどとぼけたことを思ってしまいました。(僕は、この「あれ?」が普通の人より多いのです)当時は勉強不足で・・・。普通にかっこいいHRをやっています。そして言うまでもなく、このアルバムのブルースの歌唱もすばらしい。メイデン時代中盤にて多少喉が疲れたことがあったが、この人の声は今も昔も変わらないですねぇ。



7. 失恋船長 ★★ (2015-08-10 15:33:58)

IRON MAIDENと繋がりの深いバンドとして知られるポール・サムソン率いるバンドの3rd。サムソンと言えば所謂、NWOBHMと言えば的なサウンドとは違いパンチの効いたノリの大きいリフワークはあれどブルースベースの渋いHM/HRを基礎に、どちらかと言えばオーセンティックだ。勿論、サンダースティックのパワフルなドラムにブルース・ディッキンソンの激しいシャウトは勿論だが、その豊かな声量は地味な作風の中で実に朗々と溌剌としたパフォーマンスを披露。その卓越した表現力と歌唱スタイルはバンドのスケールを大きく飛躍させるものでした。今作は前作以上に曲も練られ、また各人の演奏にも纏まりが見られるも、個人的には前作のようなパンチ力は下がり、ラス・バラード作の①やブルースの歌声が熱い②など洗練されたものが増え、幾分大人しい印象をうけるが総じてバランス良くなっています。NWOBHM=パンク・ニューウェーブを通過し攻撃性を増したサウンドと言う図式からするとヒットチャートを賑やかしたとは言えサムソンは地味だし、TOPやダイヤモンド・ヘッド、エンジェル・ウィッチ、サタン、ディーモンと言ったバンド群の方がイメージ的にはピンと来るでしょうが、このサウンドもシーンの一角を担っていた。音的には紛うことなき謹製ブリティッシュHM/HRである事に間違はいない。



8. 火薬バカ一代 ★★★ (2018-05-15 23:29:20)

現IRON MAIDENのブルース・ディッキンソンや、覆面レスラー…もといドラマーのサンダースティックらを擁したNWOBHMの雄、ポール・サムソン率いるSAMSON、'81年発表の3rdアルバム。(邦題は『魔界戦士』)
彼らのカタログの中では、ポリスに通報待ったなしの変質者感バリバリな勇姿でサンダースティックがジャケットを飾り、そこに邦題『魔人襲来』がコクのある味わいを加えてくれていた2ndがお気に入りなのですが、勿論SAMSONの代表作として名高い本作も、質の高さで引けを取るものじゃありません。
IRON MAIDENばりにケレンの効いた音を期待すると拍子抜けしてしまう、HMというよりはHRと呼びたくなる70年代の残り香を漂わせたシンプルな作風は前2作を踏まえつつ、今回はこれまで以上にリフ志向が強まりリズムも疾走感を増す等、タイトに洗練された楽曲は、プロダクションの向上でシケシケ感が薄まったことにも後押しされて、よりメタリックな味わいを漂わすようになりました。既に実力派シンガーの風格十分なブルースの熱唱と、派手さはなくとも、リフにソロに滋味溢れる演奏を連発するポールのGを両輪に突き進む(サンダースティックのDsは今回は大人しめ)SAMSONサウンドの醍醐味は、バンドの代表曲であるラス・バラードのペンによる疾走ナンバー①(邦題は“地獄の天使”)と、ラストを締め括るドラマティックな⑨(邦題“霊界交信”)といった名曲に顕著に表されています。
残念ながら、これ以降櫛の歯が抜けるように主要メンバーが抜けていき、人気にも陰りが出始めるSAMSONですが、本作が放つ輝きは今も全くくすんではいませんよ。



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