KILLING ME KILLING YOU を支持する人が多いけど、勿論良いです。でも私は、それ以上にBLEED IN MY ARMS と NO MORE BEATING AS ONE を挙げます(後でクレジット見てびっくり、ヴィレ作でした )本当に良くやってくれました。 声の魅力も最大限に生かされる、強力曲を書きましたね。ヴィレのヴォーカルに危な気な処を感じてたけど、この本作からはありません!ええ~言い切ります。・・・惚れてたけど、益々ホレ直しました。 それと、女性ヴォーカル/ ピアノ /キーボード 満載というのは、絶対お断りしたい方ですが、SENTENCED の 場合以前、B!誌でのインタビューで、サミ・ロパッカは、女性ヴォーカル/ ピアノ /キーボード はあくまで〝おまけ〟 と語っていた。SENTENCED の 場合〝おまけ〟 が、あぁーこれ、い・い。サミ・ロパッカがまた、セクシーな容姿なのだ!
絶望音楽。名盤となった次作「THE COLD WHITE LIGHT」への布石であるアルバム。確かに地味に聴こえる。「THE COLD WHITE LIGHT」に比べてキャッチーさが低い。 しかし、しかしである。この沈み込むような暗さ・絶望感は次作とはまた違った意味で強烈で、単純に比較できない。 ホント、聴き込む程にハマこむ。私はアルバム後半も好きだよ。絶望も去り、すでに死んだ後、みたいな。
個人的にはSENTENCEDの最高傑作というと、この『CRIMSON』、もしくは『THE FUNERAL ALBUM』かで延々と悩んでしまう。 こちらはまだ洗練されきってはおらず初期の粗削りさが残っていて、そこが魅力的でもあります。 ②"Home In Despair"・④"No More Beating As One"・⑧"The River"・⑨"One More Day"など、深い悲しみを湛えた名曲が盛り沢山。