アルバムタイトルがチョットいけてないけど内容は最高!彼らのファンである事に誇りすら感じる内容です。若干バラード系の曲が多いけどこれがまたいい曲ばっか!アルバムタイトル曲やHEAVENやREASON TO LIVEは感動的。アンディ・テイラーの幻の名曲であるTAKE IT EASYの大胆なカバーもお見事!その他の曲も素晴らしい。やっぱスティーヴ・リーは歌がうまい。
アコースティック・サウンドを中心とした曲が多いのが本作の特徴。 だからといって軽いと感じることは無く、むしろ、爽やかな曲をよくぞこれだけ揃えてくれたというのが個人的な感想。 「EVERYTHING CAN CHANGE」でのっけから爽やかさが爆発、ニュー・ロマンティックっぽいと思ったらアンディ・テイラーの曲だった「TAKE IT EASY」、BON JOVI風の「LIGHT IN YOUR EYES」、お得意の極甘バラード「HEAVEN」、メランコリックなギターが印象的な「EAGLE」、スティーヴの慟哭のような歌い方が劇的な名バラード「SAY GOODBYE」、小気味良いテンポで流れる「COME ALONG」等捨て曲の見当たらない好作品。 スティーヴ・リーのヴォーカルはここでも白眉モノ。
1曲1曲のレベルの高さでは彼らの作品の中でトップクラス。 "Everything Can Change","Heaven","Homerun","Light In Your Eyes"などなど、 素晴らしい曲がてんこもりです。 ただ、バラエティに富んでいると言えば聞こえがいいが、どうも一貫性のないアルバム構成が残念。 個人的な意見ですが、通しで聴くと振り回されている感じがして… それでもゴットハードを語る上で避けては通れない作品であることは間違い無いですね。