スイスのハード・ロック・バンドのサードアルバム。どちらかと言えば地味なバンドですが、どのアルバムも完成度は高い。このサードアルバムは、ギターの音などは結構へヴィですが、曲自体はオーソドックスかつ、素直にいいなぁと思えるものが揃っています。アップテンポな“Ride On"劇的なバラード“Let It Be"など聴きどころ満載!ガンズとか好きな人、ロックンロールが好きな人に聴いてもらいたいアルバムです。
既に大物~の帯の文句でデビューしたバンドの3作目。リアルタイムで聴いていた私ですが、特にこの3作目までが思い入れあります。そんなに差はないですが着実に成長していると思います。これまで同様正統派のハードロックで、ロックンロールを加味していて時にブルージー、それがとてもカッコイイ。ストロングなハードロックと言えるでしょう。1stから既に大物な彼らですが、実力は完全に証明された感があります。これだけの正統派のハードロックバンドはこの時代、現在も(2018年)貴重というかほとんどいないと言っていいんじゃないでしょうか?大御所で現役感があるのはURIAH HEEPとSCORPIONS位しか思い付きませんね。今作もソリッドでヘヴィーなギターが半端ないです。ここではバラードのOne Life, One Soulが人気曲ということになりますが、聴くべきはそこではありません。オーソドックスで地味という声がありますが、そう感じさせない、またはそうはならないのがGOTTHARDだ。スティーブ・リーは平均的な曲でも名曲に変えてしまうのだ。本物ハードロックはここにあります!