最近、新譜アルバムの1曲目の冒頭で鳥肌が立ち、ゾクゾクしたり感情が高ぶるといった感動 が目っきり減ってきた。でも、今だにその感覚を思い起こさせてくれるアルバムの1枚が、 この『Diary Of A Madman』の『Over The Mountain』! この低音でヘヴィーな"ゴガガ・・・ゴガガ・・・"の名リフ! あの時、LPに針を落とした一発目の衝撃は忘れられない。 全曲素晴らしいが、最後(『Diary Of A Madman』)にも同じ衝撃を与えてくれた。 また、それが最後の衝撃になるとは・・・・・。天国のヒーローになってしまった。
81年発表の2ndアルバム。1stと同じくROCK作品の最高峰。 ライブで演奏されるものは少ないものの、オジーとランディーという史上最強コンビが作り出す楽曲は、当然の如く名曲揃い。 わたしはROCK世界に足を踏み入れたばかりの頃、運良くすぐに本作と出会えたのですが、それこそ朝から晩まで聴き惚れていました。おかげで「OVER THE MOUNTAIN」「DIARY OF A MADMAN」等のメロディーは、今ではすっかり体に染みついています。一番大切な時期に本作に巡り会えた幸運に唯々感謝するのみ(1stとライブもね)。 ところで、年を重ねても毒を吐きまくり、相変わらず尖っているザックですが、オジーやランディーの話になると尊敬を全面に出すその姿は、ファンとしてとても嬉しいですね。
2枚目にしてランディ・ローズの遺作となったアルバム。 どうしてもランディのギターに意識的に耳を傾けて感傷に浸ってしまう。 それに、なかなか冷静に評価できずに、つい感情的になってしまうほど彼らの楽曲、演奏が素晴らしいのだろう。 最後を飾る、妖しく美しい「Diary Of A Madman」は圧巻の一言に尽きる。
有名曲という点では前作に劣るかも知れないが、これもHMファンなら必聴の名盤! “Over The Mountain"のザクザクしたリフを聴いた瞬間にこれだ!っとガッツポーズできるはずだ。続く“Flying High Again"、有名曲“S.A.T.O"、オカルトムード満点の“Diary Of A Madman"等、バランス良く配置されていて、一気に最後まで聴けると思う。 現在ヨーロッパで活躍している多くのバンドにこの頃のオジー作品からの強い影響が感じられるので、例えばNIGHTWISHあたりのファンなら十分興味を持って聴けると思う。 僕はギターは弾けないけど、このランディローズの桁違いの才能には本当に驚かされた。1stと共に若いファンには温故知新として、是非聴いて欲しい一枚ですね。
このアルバムも傑作です。でも、確かにギターソロが1stの焼き直しだったり、中だるみする感はあります。しかし、Over the mountain、S.A.T.O.,Diary of a madmanなど名曲です。Diary of a madmanは、Mr.Crowleyに迫る美しさと迫力だし、S.A.T.O.のギターソロは、Mr.Crowleyのソロの次に好きです。
1stはロックンロール色が強かったけど、こちらはかなり硬質なハードロックに仕上がっている。 音質向上、だれる曲もない(1stはNo Bone Mviesあたりが辛かった)し、特に劇的な「Diary of a Madman」は不朽の名曲の1つに数えたいです。 1stだけ聴いて終わってる人、早くこちらも聴いてほしい。緊張感溢れる最高のロックアルバムだ! もちろんランディは素晴らしいフレーズを奏でているし、オジーの歌唱も冴えている。 ランディはこの作品に不満かもしれないが、むしろ不満な出来にも関わらずこれだけの内容であることにびっくりです。 ギターソロがMr.Crowleyとほぼ同じの4曲目はなんとも言えないが・・・
Over the mountain, SATO, Diary of a madman等の飛び抜けてよい曲とそうでも無い曲が混じったアルバムだが、プロダクションの良さでカバーしている。問題は一部の曲でのランディのソロ。Mr. Crowleyとそっくりの曲もあり、天才ランディでさえ準備不足になるほどよほど時間がなかったと見られる。そしてそれがフロリダで徹夜ドライブ明けのツアーバスドライバーに軽飛行機(セスナ)を操縦をさせ、それにランディがつきあうという間違いにつながり。。。そのドライバーの無謀操縦のあげくバスに飛行機の脚がひっかかり彼は永遠の人となってしまう。そのように聴くと、捨て曲も許せる。SATOは疾走系の曲の少ないランディーの中で出色の出来。ソロもリフもアレンジも全てが大好き。
天才ギターリスト 24才の作品。 ランディローズのモダンなクラシカルセンス漂うギタープレイを主軸に、①「Over The Mountain」、④「Believer」、⑦「S.A.T.O.」といったヘヴィメタル然とした楽曲から、 ②「Flying High Again」のような、その後のLAメタルに通じるキャッチーな曲まで、より大衆的な方向へ音楽性の幅を広げている。 何と言っても本作のハイライトはタイトル曲⑧であり、その劇的な曲調は絶品!
ランディ・ローズの遺作。前作では喜怒哀楽があるというか、バラエティに富んだハードロックを聴かせてたのご一転、憂の強いヘヴィメタルに変貌をとげました。 初めのドラムが印象的な"Over the Mountain",劇的なタイトルトラック"Diary of a Madman"...また、間にある"Flying High Again"もいいアクセントでライヴの定番となってます。 恐らくこのアルバムでトリとなる"Diary of a Madman"はランディ・ローズのクラシカルなフレーズとオジーの狂気が融合しており2枚のアルバムのなかで一番完成させた曲と思います。その次は?がないのが悔やまれます。ランディ・ローズ、死後32年経ちました...
9. JOE吉田 ★★ (2003-03-29 22:25:00)
11. ライキチ ★★ (2003-05-21 01:23:00)
この作品は前作の延長上でちょいとマンネリ気味かな。