やっぱりリフ捌きは前作よりも邪悪になってると思う。
魔が音に引き寄せられて集まってくるような感覚が出てきた感じ。でもこの曲のアルペジオのメロディ、なんかめっちゃ既聴感があるんですが…。

Usher-to-the-ETHER ★★★ (2009-02-12 18:58:17)

今作中最もメロディが立ってると思う曲。
録音状態はかなりチープだし、メロディも結構シンプルなんですが、出ている音以上に深遠な感覚を覚えるんですよね…。こういう感覚が欲しくてプリブラみたいな魔境音楽を聴くのかも。

Usher-to-the-ETHER ★★★ (2009-02-12 18:57:19)

呪いの儀式を楽器で演ったような曲。
ヴォーカルも憎たらしい相手を具体的に思い浮かべてそうな、恨みがましさ全開のパフォーマンスで実に素晴らしいです。

Usher-to-the-ETHER ★★ (2009-02-12 18:56:32)

音質こそチープなものの、スケールの大きい破滅を描くようなメロディが絶品な曲。もう少しメロディが聞き取りやすければなぁ…と思わなくもないですが、想像力で補完できる余地があるからこそ、更に良く聞こえるのかも。

Usher-to-the-ETHER ★★★ (2009-02-12 18:55:29)

なんかB級めいたタイトルですが、中身はA級のプリブラです。
刻みリフでこちらの高揚感を煽るだけ煽っておきながら、トレモロリフで視界を広げていく展開が実にかっこいい。頭の2曲で、リスナーを引き込む力があると思う。

Usher-to-the-ETHER ★★ (2009-02-12 18:54:39)

2003年発表の2nd。

リフ捌きが邪悪さ>メロウさの傾向がいくらか強くなった(気がする)とか、ダウナーなヴォーカルがよくもまあこんな搾り出すような、潰れた声で歌えるなぁ…と感心してしまうレベルになってきたとか、細かく異なったり成長してると思う部分はあるんですが、まあこの手のバンドが容易に音楽性を変える筈もなく…今作も前作同様の、真っ黒なプリミティブブラックど真ん中な音を聴かせてくれます。

ただ、音質は前作とは結構違ってますね。
前作ではジリジリした音色のギターノイズが音の真ん中に居座ってる感じでしたが、今回はノイズが全体に広がり、くぐもった音になった感じがします。耳に痛い音ではなくなった分、聴きやすくなったともいえるんですが…私的にはこの音質によって、前作よりも地下臭さが顕著になったように思います。

1st、2ndどちらも良質なプリブラなので、あとはどっちの音が好みか…ですね。
ちなみに、1stと一緒に2008年にNorthern Heritageから再発されました。
一般的なメタルの価値観から言ったらチープであっても、アングラの価値観から見てクオリティの高いものをリリースしているというのは、いかにもこのレーベルらしいですよね。

Usher-to-the-ETHER ★★★ (2009-02-12 18:53:00)