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Young and Crazy

ド派手なルックスに負けないパワーポップなオープニングナンバーも炸裂とめちゃくちゃデジャブ感が強いサウンドを引っ提げている。ジリ貧する英国シーンから活路を見いだすために米国に渡ってきたのだが、それにしてもアメリカン路線であろう。歌い手のダイアモンド・デイブ臭もキツメであり、ポイズン、モトリーといったグラム系バットボーイズロックをど真ん中でやり切っている。
今作のみでバンドを去るスティービー・ジャイムズの歌声の嘘くささが、このバンドサウンドにハマり過ぎたのが個人的には食い切れない要素でした。でも、所謂グラム系のサウンドが好みの方なら大いに楽しめる要素も大きいでしょう。
楽曲が進むにつれ英国情緒のあるメロディも顔を出し、カラッとドライなスタイルに傾くのではなく毒気のあるポップなサウンドの中にモッチリとした哀愁のメロディを練り込んでいる。
こうして久しぶりに聴いたのだが、やはり優等生過ぎる面が強いなぁ。安い学園ドラマの不良学生みたいなやり切れていない部分が微妙な空気感を出しているぞ。

失恋船長 ★★ (2021-12-28 12:56:14)


Bezerk

アメリカの音楽シーンを躍進したL.A勢、そのスタイルを完全に取り込んだ音楽性でデビューを飾った英国のバンドによる2枚目。瀕死の傷を負い、もはや風前との灯となる英国のハードシーンの起爆剤になるべく、ド派手な見た目とノリの良い音楽性で勝負を掛けていたのだが、今作はプロデュースにクリス・タンガリーディスを迎え、前作のお楽しみ感を残しつつも、よりメタリックなアプローチをとる事で、男らしさと言うかハードな男前感を出す事で軟弱さを押さえる事に成功。それでありながらも女子供に受け入れられるテイストを残そうと苦心の跡もあり、絶妙なバランス感覚で聴かせようとしているのは好感が持てる。シングルカットされた⑤の後押しも有り、彼らとしては最も成功したと言われるアルバム。
正直言うと④のあからさまなエアロスミス感に閉口してしまい、その後のありがちなバラード⑤と続く構成に、何となく拒絶反応が出てしまい、まともに聴く事が出来ないのですが、年齢を重ね今となっては、なんか聴いたことあるぞ感も、このバンドのお楽しみ方と言う事で逆に楽しんでいます。
キーボードのドン・エイリーを迎え、コーラスには、あのピーター・ゴルビーの名前を発見出来たりとマニア筋をニヤつかせるサプライズもあり、角度を変えながら耳を傾けるのが一番なんでしょうね。でも潔癖な方には厳しいと思いますよ。

失恋船長 ★★ (2019-10-15 19:17:56)


Noise Level Critical / Bezerk
楽しそうにやってるけどエアロスミスに訴えられるぞと心配になるヤツです。

失恋船長 (2019-10-15 19:05:17)


Call of the Wild / Bezerk
ワッボーイ!ワッボーイ!
気が付けばコブシ振り上げながら合唱している
爆走ロックンロール・ナンバー。
こういうアグレッシブな楽曲でアルバムを締め括る姿勢は
HMバンドとして非常に信用できますよ。

火薬バカ一代 ★★★ (2018-12-06 23:44:00)


Action City / Bezerk
リフの切れ味は鋭く、Gソロはフラッシー、
そしてサビメロも実にキャッチーと、
本場LAにも負けない、ペカーッと輝くような明るさで
躍動するポップ・メタル・ソング。

火薬バカ一代 ★★★ (2018-12-06 23:42:32)


Heaven / Bezerk
気品を感じさせるピアノの旋律が優美さを演出する
英国のバンドならではの格調とドラマ性を湛えたバラード。
QUEENあたりにルーツを見ることが出来るかもしれませんね。

火薬バカ一代 ★★★ (2018-12-06 23:35:31)


Bezerk

'87年にデビュー。ケバいルックスとロックンロールを武器に「イギリス初のヘア・メタル・バンド」とも「POISONに対する英国からの回答」とも評されたTIGERTAILZが'90年に発表し、UKチャートTOP40に食い込むスマッシュ・ヒットとなった2ndアルバム。
本作から新Voとしてキム・フッカーが加入しており、このメンバー・チェンジが大正解。テクニック的には決して上手いシンガーではないものの、金属質なシャウトが迫力満点のVoを得て、HMとグラム・ロックという英国の伝統が上手いこと融合を見たサウンドがよりワイルドにビルドアップ。鬼の形相のあんちゃんが睨み効かせるインパクト大なジャケットに相応しく、攻撃的に刻まれるGリフとヘヴィなリズム・セクションが、どこかエキゾチックな雰囲気漂わすストリングスを纏ってズンズン突き進むOPナンバー①の迫力を耳にすれば、「見た目で侮っちゃなんねぇ」とお分かり頂けるのではないかと。
メタリックな切れ味と、このバンドの本道たるキャッチーなメロディ・センス/抜けのいいノリの良さがない交ぜになった⑦⑨、合唱を誘うコーラスをフィーチュアした爆走ナンバー⑩のような楽曲には無条件で体を揺さぶられてしまいますし、恰好はLAメタル風にキメてもやはり能天気にはなりきれない、英国出身バンドとしての「業」を感じさせるバラード⑤も愛しい名曲です。でまた本作のゲストが、ストリングス・アレンジ担当のドン・エイリーや、元URIAH HEEPのピート・ゴルビーという妙に渋い人選なのも、ハジけきれないイギリスのバンドっぽくてほっこりさせられるじゃありませんか。
帯の惹句が言う通り、《開けてごらん!ナンカとってもEXCITING!》な1枚でしたよ。

火薬バカ一代 ★★ (2018-12-05 23:08:46)


Heaven / Bezerk
女性向け?(笑)これ、絶対気に入ってくれると思います。
歌詞も美しい。

なおたつ ★★★ (2010-02-22 15:52:29)


Noise Level Critical / Bezerk
ほんとカッコイイ曲!一回聴いたら続けて5回は聴いてしまった・・・見た目とか関係なくほんと良い!と思わせるバンドだ、と確信。

なおたつ ★★★ (2010-02-22 15:50:24)


Bezerk

英国のポップメタルバンドのコレが2ndである。ライナーノーツで当人たちも言っているようにLAメタルとは一線を画す、ヨーロッパ的なキャッチーサウンドを聴かせてくれる。SLADEやSWEET辺りのグラムHRがルーツなのは間違いないだろう。余計なギミックや翳りらしきものも確かに感じさせるが、全体的には聴いてとことん楽しむ(&騒ぐ?)のみ!といった作品でありバンドである。酒乱みたいなジャケ絵を体現している曲もあるね。掠りもしなかった1stに対して全英36位まで上がったという奴ら最大のヒット作…かな?

MK-OVERDRIVE ★★ (2010-01-06 19:30:00)


Call of the Wild / Bezerk
ラストテューンは相当カッコいいぞぉ、グラムメタルではなく正統メタルそのもの。勇ましいコーラスも入って興奮冷めやらぬ…。

MK-OVERDRIVE ★★★ (2010-01-06 19:17:51)


Action City / Bezerk
これまた非常にわかりやすいポップメタルテューン! アップテンポでノリノリ、タイトルからしてカッコいいもんね。

MK-OVERDRIVE ★★★ (2010-01-06 19:05:26)


Heaven / Bezerk
こ、この確信犯的タイトルは! しかしそこは英国のバンドらしく、どこか神々しさと憂いの漂う曲調になっています。歌詞も本当に天国へ行こうなんて…。

MK-OVERDRIVE ★★★ (2010-01-06 18:57:31)


Noise Level Critical / Bezerk
SEみたいな部分は本当にノイズに聞こえてしまいますが、本編はなかなかカッコいいロックです。凝り過ぎの気もありますが…。

MK-OVERDRIVE ★★ (2010-01-06 18:51:13)


Bezerk

英国のバンド。90年。
ケバケバメイクでポップなロックンロールやってます。
しかしそこはそれ、英国産だけあって米国産のPOISONみたいに完全に能天気になりきれない。
はっちゃけながらもどこか翳のようなものを感じます。
ところどころ詰めの甘いとこもありますが、全体的にはなかなか良く出来てるアルバム。

GEORGE ★★ (2007-08-22 21:05:00)