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MISANTHROPIC / TOWARDS THE ETERNAL CHAOS (Usher-to-the-ETHER)
ANATOLIAN DRAGONS / TOWARDS THE ETERNAL CHAOS (Usher-to-the-ETHER)
THE SARCOPHAGUS / TOWARDS THE ETERNAL CHAOS (Usher-to-the-ETHER)
HYMN TO AWAKENING / TOWARDS THE ETERNAL CHAOS (Usher-to-the-ETHER)
LEGEND SLEEPS BEHIND THE MOUNTAINS / TOWARDS THE ETERNAL CHAOS (Usher-to-the-ETHER)
TOWARDS THE ETERNAL CHAOS (Usher-to-the-ETHER)


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THE SARCOPHAGUS - 最近の発言
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MISANTHROPIC / TOWARDS THE ETERNAL CHAOS
気温だけでなく、明度も下がったように感じられるリフ捌きが、DISSECTIONやNAGLFARなどの一流のメロディックブラックとの共通点を感じさせてくれる、アルバムラストの曲。タイトル通りの人間嫌いオーラも漂いまくってます。

Usher-to-the-ETHER ★★★ (2010-03-07 01:30:50)


ANATOLIAN DRAGONS / TOWARDS THE ETERNAL CHAOS
個人的に一番「トルコらしさ」を感じた曲。
叙情メロディに北欧勢とは異なる、エキゾチックな雰囲気があるような気がする…といっても、北欧自体が日本人から見たらありますからね(笑)。でもこのメロディ、かなり印象に残りました。

Usher-to-the-ETHER ★★★ (2010-03-07 01:29:49)


THE SARCOPHAGUS / TOWARDS THE ETERNAL CHAOS
ミッドテンポで漆黒の瘴気で辺りを包みこむような、気合の入ったどす黒さを聴かせてくれる曲で、近寄り難さではアルバムでも随一。レコーディング前にメンバー全員で聴き手を呪う儀式やってるとかいったら信じますもん(笑)。流石、バンド名をそのまま付けるだけあって、他の曲と比べても暗黒度がより高くなってる感じがしますよね…。

Usher-to-the-ETHER ★★★ (2010-03-07 01:28:56)


HYMN TO AWAKENING / TOWARDS THE ETERNAL CHAOS
イントロからかなりメロディアスで、エクストリームメタルとしても聴きやすい曲だと思いますが…しっかりブラックメタル特有の人を遠ざける雰囲気、近寄ってはいけない雰囲気も醸し出されているのが素晴らしい。

Usher-to-the-ETHER ★★★ (2010-03-07 01:28:13)


LEGEND SLEEPS BEHIND THE MOUNTAINS / TOWARDS THE ETERNAL CHAOS
トレモロリフによる叙情メロディを紡ぎながら疾走、というのは、既に星の数ほどのバンドが演ってることですが、特にメロディに特別な「何か」を感じられる気がします。この前のイントロも単なるイントロ以上の役割を果たしてると思うし、SHININGのメンバー参加に釣られて買った人も満足できるのでは。作風には戸惑うかもしれませんが…。

Usher-to-the-ETHER ★★★ (2010-03-07 01:27:21)


TOWARDS THE ETERNAL CHAOS

2010年発表の1st。

クレジットを見る限り、作曲の舵を握っているのはKvarforthではなく、NahemothとThyrouthの2名のギタリストのようですが…ここで聴けるのは寒々しいリフを纏って疾走するパートが中心の、メロディックブラックの王道を行く音とも言える作風で、今までKvarforthが関わってきたバンドとは明らかに一線を画してますね。

トルコのバンドの感性なのか、北欧勢よりも「冷たさ」が少し弱い代わりに、独特の上品さがメロディに現れている気がします。…もっとも、音は整ってはいるものの、ノイジーなギターの音圧が強く、全く上品な感じではありませんが(笑)。

そして肝心のKvarforthのヴォーカルですが…今まで抽象性の高いブラックや鬱系のバンドでその表現力を発揮してきた彼ですが、意外にもこういう王道な音にも凄くマッチしてます。WATAINやONDSKAPTを凌駕する悪意をばら撒きながらガナりつつ、途中声が上擦るほどの怒りを篭めたり、呪い殺すような低音で呻いたりする、泥濘の中でもがき苦しみながら歌うようなスタイルは、どこかFUNERAL MISTや(Arioch加入後の)MARDUKに共通するものがあるように感じます。宗教性・神秘性が高く、エフェクトも多用するFxMxと比べると、こっちは生々しさ・感情重視という違いはありますが。

純粋に曲のみを見ても、メロディック・ブラックとしてメジャー級のクオリティのある作品ですが、Kvarforthのヴォーカルによって更に「特別な」ものに仕上がっているという印象。Kvarforthのネームバリューで買った人は今までの彼の参加バンドとの違いに戸惑うかもしれませんが、こういうスタイルのバンドでもしっかり個性を発揮していて素晴らしいですよ。

Usher-to-the-ETHER ★★★ (2010-03-07 01:25:00)