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Worship Me or Die

日本語に訳すと『私を崇拝するか死ぬか』というタイトルと持つ、往年の大映ドラマでも言わねえぞと突っ込まずにはいられないセーラー服反逆同盟な(スケジュールが忙しくキャスティングされた中山美穂が他の演者と共演シーンの少なかった記憶があるドラマ、仙道敦子とのダブル主演とも言えるが、ワタクシは弓削 ルリ役を演じた山本理沙派です。ちなみにVIXENならシェア・ぺターゼン派)
イメージを抱かせるが、その期待に沿ったハチャメチャなネオクラスタイルのスピードメタルサウンドを披露。よりキレまくりなのは次作ですが、今作も負けず劣らずの破天荒さを披露、所狭しとカット様のクラシカルギターのオンパレードにビビります。もう少し間を考えた方が聴きやすいに決まっているのですが、今作はカット様の責め苦に耐えれるメタルドM大集合なので、『私を崇拝するか死ぬか』を地で行く猛者限定の一品として、当時のマニア筋を恐れひれ伏せさせていましたね(-100点か100点かの二者択一な作品)。
かくゆうワタクシも、いつも5曲目の『DIE DIE DIE』辺りのコーラスパートまでくると、余りの責めの強さに耐えれず中座を余儀なくされるのですが、予定調和なんて嫌だ、俺を裏切って欲しい、そんなブッ飛んでるメタルが聴きたいと思う方には2007年にポーランドのMetal Mind Productionsからリマスターで再発されましたので、カット様の手ほどきによる無間地獄に招待されてはいかがでしょうか?それにしても今回、久しぶりに通して聴いたけど、肩凝ったわ。目がシバシバしてますよ。

失恋船長 ★★★ (2017-05-15 17:37:27)


Beethoven on Speed

今よりも色んな事におおらかだった80年代、その中でもゴシップネタに事欠かなかった、名門ジュリアード音楽院出身の経歴を持つメタルビッチ嬢王の名を欲しいままにした(今も現役、是非とも動画を探してみて欲しい)Great Kat嬢のソロプロジェクト第2弾。その豊かな音楽性をバックボーンに確かなテクニックはあるが、破天荒極まりない楽曲構成に、初見で聴いたときは唖然としてしまい。最後まで辿りつけず、口をポカーンと開け無言のままケースに閉まった青春時代。修行の足りなかった我が身を恥じるのですが、今作における超絶無敵のネオクラギターと、ハイピッチで喚き立てるカット嬢の歌い回しにビビりっぱなし、筋もめちゃくちゃなスプラッターホラームービーを終始魅せられているような不快感に、評価も超絶にナシな方向に傾きそうですが、ハマった時の破壊力は相当なモノがあり、とりあえず、面白くないけど、なんかスゲェもんを見たような不快感が、一周回って、逆にもう一度味わいたいと思わせるのだから恐ろしや。
好きモノだけが通る道故に、万人に進める事は理性が許しませんが、本能では是非とも試してもらいたいと思わずにはいられない、究極のハチャメチャなネオクラサウンドに脳みそが蕩け出します。随所に設けられるクラシカルな楽曲を引用したパート、彼女が培った音楽的土壌、きっとエエとこのお嬢サンだったのに、都会に出てきて、突然ロックを知り人生を踏み外したようなストーリーを想起させてしまい(親御さんの事を思うと涙が…)余計な心配もするのですが、マイナーメタルにすっかり耐性が出来た我が身としては、年に一度は聴きたくなる一品です。本来クラシックってのは裏切りの連続なのかも知れませんね。

失恋船長 ★★★ (2017-05-15 17:12:33)


Beethoven on Speed

クラシックのフレーズが色々取り入れられてますが、なんかどれも失笑モノというか…かなり強引にこじ入れてるって感じがして微笑ましいです。ベートーベンの運命とか、パガニーニの24のカプリースとか熊蜂の飛行とか…。それを確かジュリアード卒だっけ?のおねーちゃんが下着姿で狂ったように弾いてるのはある意味すごいです。スリーブの写真もみんなすげー。
音楽的には…かなりアバンギャルドに聴こえてしまうのはボクの修行が足りないのでしょうか。

29 ★★ (2001-10-13 03:07:00)