相変わらず『Raise A Little Hell』を良く聴いている。 最近気に入っているのはこの曲だ。 アコースティックでギターと唄のメロディがそこはかとなく切なげなのが好きだ。まぁこの曲が切ないのは失恋の歌だからなのだが。 こういうどこか明るくなりきれない諦観を感じさせる楽曲というのは、ブリティッシュロックバンドならではのものだと思う。
THE ANSWER。このバンドの作品は1stアルバムと2ndアルバムを聴き、その後は購入してこなかった。 1stと2ndの出来が悪かったからではなく、とりあえずはこの2枚を大事に聴きたいなと思ったのだ。 それが何故、今回久しぶりに新作(本作)を購入することにしたのか。それは音楽性の変化である。これまでもアルバムが発表されるたびにレヴューをチェックしていた。「最初の2枚を超えた」などのコメントが書かれていたら、それは即買いだ。だが、そういうことはなかった。しかし、今回はガラリと音楽性を変えてきたというではないか。アイリッシュテイストが濃厚で、リフロックの手法を踏襲していないという。後者については、このバンドの特長でなによりファンが求めている要素を、あえて除いたということを意味する。“売れない”ことを覚悟してでも作りたかった音楽なのだ。 つまり、どうしても生み出されなければならなかった作品、というのが本作なのである。これには非常に興味をそそられた。
昨日あたりから久しぶりに『Everyday Demons』を聴いている。 で、今日改めて腰を据えて聴いていたのだが、この「DEAD OF THE NIGHT」が今のところ一番気に入っている。 リフが良いな。ベースがブンブン鳴っているのもクール。こういう隙間が適度にあって各楽器の音が臨場感を伴い響いてくる音づくりは最高だね。この手の音楽はこうでなくちゃ。 そしてなによりアップテンポでノレる。