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MUTILATION EPOCH
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1. Usher-to-the-ETHER ★★ (2013-03-23 21:28:34)

2007年発表の1st。

私はこれ、なんの予備知識もなく店頭で見かけたときは絶対プリミティブブラックだと思い、セールで安かった事もあってレジに持っていったんですが…意外なことにノイズ要素のかなり強いブラックで、ブラック界隈よりもむしろアンビエント方面での評価の方が高いくらいのバンドらしいですね。いや、あの横ジャケのフォントはどう見てもプリミティブ系のそれでしょう…。

という訳で、ある意味当てが外れた形ではあったんですが、ノイズブラックとしては割と好みな音なんですよね。一部破壊的な部分もあり(正直4曲目とかちょっと辛い)はしますが、基本的には耳を聾するような音ではなく、アンビエント要素を上手く絡めてじわじわと精神を蝕んでいくような、陰湿なムードの非常に濃い作風。時折入るピアノが美しく、どこか破滅を感じさせるような使われ方でかなりセンス良いと思う。

確かにノイズ系ブラックに全く耐性がないと辛い音ではあるんですが、この湿り気のある雰囲気の演出は確実に鬱ブラックやプリミティブブラックに通じるものがあると思う。調べてみるとUtarm氏はDRAGGED INTO SUNLIGHTやDODSENGELなどのブラックメタルバンドの作品にアートワークで参加した経験もあるらしく、感性的に共通するもののある作風もなんとなく納得。



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