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Give 'Em Hell (失恋船長)
Rock ’n’ Roll Is a Vicious Game / Give 'Em Hell (失恋船長)
Hard Darkness / Child Within the Man (失恋船長)
Freedom / Child Within the Man (失恋船長)
Everybody Bleeds / Child Within the Man (失恋船長)
Crucify Me / Child Within the Man (失恋船長)
F.U. / Child Within the Man (失恋船長)
Vendetta / Child Within the Man (失恋船長)
Future of Youth / Child Within the Man (失恋船長)
To Live Again / Child Within the Man (失恋船長)
About to Break / Child Within the Man (失恋船長)
What Do I Got to Lose? / Child Within the Man (失恋船長)
(Hold on) To the Dream / Child Within the Man (失恋船長)
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SEBASTIAN BACH - 最近の発言
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Give 'Em Hell

前作の流れと言うよりもアメリカンロックがルーツのミュージシャンが揃えば、こういうごっついヘヴィなサウンドになるのは必然。サビでは奇妙なほどキャッチーになるのだが、根幹にあるのはオールドスクールでも、グランジ/オルタナムーブメントを土台としたオールドスクール。
2014年は、カート・コバーンも伝説である。あのサウンドも十分に過去の遺物なのですよ。

そういう時代を無視して、迎合できなかった身としては、今作も古き良き90年代型ヘヴィロックを今風のテクノロジーで仕上げた一品。目新しさは皆無。スキッドロウを彷彿とさせるような場面は少ないが、主役がキャッチーなメロや、お得意のシャウトをかましてくれるだけで、満足できるファンも多いでしょう。個人的には、凋落の元ロックスターとしか思っていない。セバスチャン・バックという存在。

彼は80年代の成功を否定して、ミュージカルとかで成功したような情報を日本のメディアはなんとなく伝えていたが、彼はそんなに大金をせしめたのだろうか?スキッドロウはもっと成功できた。デビューの手助けをしてくれたBON JOVI関係者に恩を仇で返す男。それがセバスチャン・バック。その落ちぶれた感が、なんとも寂しい。音だけ聴けば暴れん坊時代の彼に相違ないが、それはテクノロジーの恩恵を受けた話。オジー・オズボーンと同類の機械仕掛けのオレンジである。

ライブ動画はサッパリだったなぁ。頼むぜバスよ。

失恋船長 ★★ (2024-11-02 08:15:32)


Rock ’n’ Roll Is a Vicious Game / Give 'Em Hell
モダンヘビネス旋風が吹き荒れるアルバムの中で異彩を放つApril Wineのカヴァー
サウンドは骨太だが原曲に対するリスペクトがハンパない
なので聴いていて無理が生じない
こういう古典は大好きだ

失恋船長 ★★★ (2024-11-02 07:56:51)


Hard Darkness / Child Within the Man
個人的には5曲目とそれ以降には境目があると思っている
ここまでは過去の集大成を上手くモダンヘヴィネス時代を向き合い
違和感なく溶け込ませている
若い人にはヘヴィだが浮遊感のあるグルーブに魅了されるだろう
歯応えのあるサウンド
セバスチャンも柔軟な声で魅力を発揮
余談だがサムネイルの画像
アルバムジャケットカッコ悪いな

失恋船長 ★★★ (2024-10-01 06:42:55)


Freedom / Child Within the Man
やりにいったオープニングナンバーに続き
始まるSKID ROWサウンド
ここでは魅力な歌メロを披露
ふかしすぎて空回り気味のオープニングナンバーを立て直した
この歌声は自然だしギターソロもクール
なによりリズム隊はさらにケツを蹴り上げ
聴き手を扇動している
セバスチャン・バックに期待する音を素直に出したのは正解
オープニングナンバーこっちで良かったんじゃない

失恋船長 ★★ (2024-10-01 06:38:25)


Everybody Bleeds / Child Within the Man
狙いすぎましたね
少々昔の匂いを出しています
熱量の高いこれぞセバスチャン・バック
かれがバズの愛称で親しまれた時代を想起させますが
オープニングナンバーとしては少々弱い
速いだけでは乗れないのだ
でもこの手のサウンドに馴染みの薄い若い人には
ケツを蹴り上げるだけの勢いはある
オジサンなんでもうこういうの沢山知っているので
あぁってなるんですよね
3回くらいで飽きました

失恋船長 (2024-10-01 06:34:55)


Crucify Me / Child Within the Man
アルバムの流れを殺しませんね
本当にレコードのB面にあたる流れは完璧
スリルに満ちた先を読ませない展開
セバスチャンも柔軟な歌声を披露
往年の姿を重ね楽しむ事が出来ます
モダンさも無視しない今作における完成度の高さを雄弁に物語る一曲
ソロパートからの一瞬無音になる小技も効いている
イイ曲です
流れ的にも素晴らしいねぇ
よそ見なんてさせてくれないよ

失恋船長 ★★★ (2024-10-01 06:31:26)


F.U. / Child Within the Man
スティーヴ・スティーヴンスがゲスト参加
耳に残るリフワークとヘヴィなグルーブ
ソロでは圧巻のスター性を発揮するスティーブン
セバスチャンを脇に追いやる形になっている
それでも歌が入れば主役はおれだと誇示
両者の特性が生きたいダイナミックなハードサウンド
ファンにはたまらん一曲だろう

失恋船長 ★★★ (2024-10-01 06:26:24)


Vendetta / Child Within the Man
かつてはJPのカヴァーもライブで行いロブ・ハルフォードと共演も果たしましたね
そんな80年代後半の勢いを持ち込んでいる
キラーリフと起伏のあるセバスチャンのヴォーカルパフォーマンス
モダンさを味方に付けクールな印象を与えている
尻上がりにアルバムが良くなるというのは理想だろう

失恋船長 ★★★ (2024-10-01 06:21:35)


Future of Youth / Child Within the Man
後半の仕切り直しとなるヘヴィな一曲
哀愁のあるメロディとモダンさを残したアレンジ
そしてセバスチャンの凄むだけではない歌声が絶妙に絡み
新旧サウンドの魅力を伝えている
なんとなくな前半よりこなれてきた後半の方がオジサンには染みる

失恋船長 ★★★ (2024-10-01 06:18:34)


To Live Again / Child Within the Man
このアルバムの視聴感を高めているのはラストの2曲に尽きる
ある意味
彼の持つもう一つの顔
柔和な声が優しく包み込むも逞しい
大きくなれよマルダイハンバーグである
ベタだが良くやってくれた
もっと80年代的な曲も用意できたが
そこを微妙に避けているのが憎い
まぁファンは思いっきり2枚目のアルバムに入っていた強烈なバラードを期待するだろうけど
そこまでは大袈裟ではないが
今の姿が反映されていてこれはこれで正解だ

失恋船長 ★★★ (2024-10-01 06:15:53)


About to Break / Child Within the Man
叩きつけるヘヴィグループ
そして良い意味で裏切った爽快でメロディアス
そのキャッチーさはセバスチャンの現役感を強烈にアピール
往年のファンを歓喜させるような曲であろう
アルバムのフィナーレへと向かうには丁度良い曲だ
なにより期待値を上げてくれた
このアルバムには最も必要なタイプの曲だったろう
シンプルなことはとても良いことだ

失恋船長 ★★★ (2024-10-01 06:10:54)


What Do I Got to Lose? / Child Within the Man
やってますねぇ
多くのファンが待ち望んだSKID ROWサウンドの復権
このグルーブ感にやられるのでしょう
前の曲がああいう変わり種だったので余計にシンプルに染みてくる

失恋船長 ★★★ (2024-10-01 06:07:07)


(Hold on) To the Dream / Child Within the Man
シングルカットされた一曲
スローパートで始まるがすぐにヘヴィなパートへと流れる
3枚目アルバムに収録されたダークでモダンな残り香がヘアメタル時代を否定している
ダークでヘヴィなナンバー
出だしが静かに始まるのでバラードかと思ったらダークでミステリアスなヘヴィロックになるなんて
SNSで大炎上するだろうよ
セバスチャンは大丈夫だったのか?

失恋船長 ★★ (2024-10-01 06:04:27)


Child Within the Man

SKID ROWのようなバンドは衰退するL.Aシーンの象徴のようなバンドとして扱われた、その歴史は日本の商業誌が伝える事は無かったが、セバスチャンにとっては、80年代のキャリアを嘲笑されるような自体に苦々しい思いを感じていたろう。
前作を聴いていないのでなんとも言えないが、正直、今作の作りには驚いた。彼のキャリアはヘアメタルからの脱却である。それを意識して音楽活動に精を出していたのだが、ここでは見事にSKID ROWサウンドが復活している。
これが本当の3枚目というようなアルバムだ。それだけに、随所にオマージュが隠されている。それが賛否を分けるだろう。相変わらず、コレやっているのかと叩く向きもあるだろう。
何よりメディアが軒並み高評価なので、完全に乗っかってきた連中もいるからたちが悪い。後出しジャンケンで豪語される、有名人は苦労するよ。
でもアメリカではもう過去のスターだ。

あの衰えたルックスには言葉を失った。でも人間、ボトックス打たなきゃああなるよ。でもセバスチャンからは、ミッキー・ロークと同じ匂いがするんだよなぁ。ミッキーにレスラーという映画があったように、今作がセバスチャンカムバックと賞賛される事を願うのだが、やはりモダンさを、ここまで捨てるんだという事に驚きを隠せない。確かに今の時代は大御所達が最後の思い出とばかりに、往年のスタイルに帰還している。

だから驚きは少ない。むしろ遅かった位だが前作を知らないのでなんとも言えない。なんで配信盤がないのだろう。
とにかくワイルドでエネルギッシュなサウンドの復権、テクノロジーの恩恵を受けた歌声は衰えを隠すのに一役も二役も買っている。それも功を奏した。若い人には、エネルギーになるような熱量の高いサウンドだと思う。Monkey Businessパート2的な要素はマイナスではない。
しかし潔癖な人は気になるだろう。そして③のような90年代型ヘヴィロックをやるのも否定しない姿勢は買いだろう。

全力で80点のアルバムを作った自分の生きる道があるアーティストは強い。こうなると俄然前作との比較をしたいものである。ダイナミックでワイルドなスキッズサウンドが好きな人は大はしゃぎとなるだろう。

失恋船長 ★★★ (2024-10-01 05:58:51)


Crucify Me / Child Within the Man
誰が聴いても、アルバムの中では地味な曲に入ると思うんです。
ミドル・テンポの、そこそこヘヴィな箸休め的曲。そこにこれだけの切迫感/説得力を加味できるアーティストがどれだけいるのか。
「全てが名曲」のアルバムよりも、まあまあな曲にすら圧倒されるアルバムに、凄みを感じる今日この頃です。

うにぶ (2024-09-29 20:21:30)


(Hold on) To the Dream / Child Within the Man
この曲を優れたシンガーが(常識的な展開で)歌えば、よくできたパワーバラードとして、それなりの評価を得られるでしょう。
それが、バズが歌うことで、狂気を感じさせるヤバい曲に変貌してしまいます。
こういう、バラードがただのバラードで終わらないところに彼の真骨頂があるんですよね。突き抜けています。

うにぶ ★★ (2024-09-29 20:14:34)


Everybody Bleeds / Child Within the Man
最初に聴いた時、「これは期待できるぞ」的評価止まりだったことを白状します。まだ上から目線で分析的に聴いていました。
繰り返し聴くと、冒頭のリフからもう、実は最高のオープニングだったなと理解できます。
こういう、「聴けば聴くほど熱量が増す」「自然に首を振ってしまう」ロックに出会うのって、いつ以来でしょう。
メタル/ロックが好きな自分で良かった。泣けてきます。

うにぶ ★★★ (2024-09-29 20:06:23)


Child Within the Man

今年発売の新譜の中で、最も燃えるアルバムです。あまり期待せずに聴いたのですが、即ヘビロテになり、のめり込みました。
10年ぶりだけど、衰えは感じません。むしろ若返ってる?
ポップなメロディを甘く歌う部分もあり、キャッチーなハード・ロックとも言えるのですが、どの曲にも必ず激しく声を振り絞る熱い盛り上げ箇所が用意されていて、「キタキタキターーーッ!!」って感じで、ゾクゾクします。
このザラついた声、特徴的な節回し、感情移入たっぷりのスクリーム。戻ってきたなー。これが聴きたかったんですよ。お帰り、バズ!!
そして何より、曲がいい。かっこいい。歌メロもいいけど、特にギターのフレーズが凝っていて印象的です。
ほとんどの曲づくりにギターのデヴィン・ブロンソンとプロデューサーのマイケル・“エルヴィス”・バスケットが関わっているからか、寄せ集め感のない、しっかりしたバンドの作品という感じになっています。
豪華ゲスト陣も、目立ち過ぎず、アクセントになるように彩を添えています。スティーヴ・スティーヴンスとまた組んで今後何かやってくんないかな。
SKID ROWの『THE GANG’S ALL HERE』は、エリックの歌も曲も素晴らしかったのですが、コーラスの掛け合いやメロディが陽性で朗らかな印象でした。こちらはベクトルが陰性で歌詞も凄惨な印象があり、メロディアスではあれどシリアスで刺々しい。
でもそこに惹かれます。心を揺さぶられる音楽です。
久々にいいもの聴かせてもらいました。'20年代の名盤を選ぶなら、絶対入れるなー、これ。

うにぶ ★★★ (2024-09-29 19:58:20)