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COLD DIMENSIONS
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NEFARIOUS
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THE UNIVERSAL WRATH
(Usher-to-the-ETHER)
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THE UNIVERSAL WRATH
2012年発表の1st。
この如何にも荒涼とした世界観を持っていそうなジャケ、そしてCold Dimensionsよりリリースという事からも察せる通り、バンドサウンドを包む幻想的で冷えた感触のシンセを纏いつつ、ザラついたギターリフとブラストを中心とした苛烈なリズムで、身を切る吹雪の如く疾走していくアトモスフェリック/コールドブラック。SEAR BLISSはメタリックな印象が強いので、そのメンバーがこういうアンビエンス重視のブラックメタルを演ってるのはちょっと意外。まあ、SEAR BLISSの最新作「Eternal Recurrence」でのアトモスフェリック方向への接近を考えれば、不思議ではないのかもしれませんが…。
ただ、COLDWORLDやAURVANDIL辺りの、似た系統のバンドと比べると音がメタリックというか、もっと実体的な印象も受けるんですよね。ミッドテンポも多用する構成やトレモロを交えた、変化のあるリフ捌き、シンセの音色など、情景を描くことと同じくらい、展開のドラマ性にも気を配っている感じ。そのせいなのか、ただコールドなだけでなく、SEAR BLISSの作品に通じるような、宇宙的な壮大さも感じられる気がします。作品のタイトルにも「Universal」が入ってますし。
まあ、Cold DimensionsとSEAR BLISSメンバーという時点で鉄板のクオリティはあるだろうと思ってましたが、予想通りの質の高さで満足。このバンドの出自を聞いて惹かれる人ならば買って損に思うことはないのでは。
Usher-to-the-ETHER
★★★
(2013-01-02 17:47:19)
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