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NEBLINA (Usher-to-the-ETHER)


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NEBLINA

2011年発表の6曲入りデモ。

ZERO DIMENSIONAL RECORDSより国産ブラックのデビュー作がリリースという事で話題になった作品で、各種レビューサイト/ブログでも割と好意的な反応を得てましたね。路線的にはモロにプリミティブなブラックで、邪悪なメロディは紡ぎつつも、ギターノイズによるヒリヒリした殺伐感を重視した音。血液をペースト状にして吐きつけるかのような壮絶なヴォーカルも聴き所ですね。

基本はノイズの荒れ狂う、RAW極まりないブラックなんですが、曲によって音作りが微妙に違うのも特徴。2曲目や4曲目は刃物のようなノイズの奥から破滅に誘うようなメロディが聞こえてくる感じですが、3曲目は高音域を重点的に責めるような金属的な感触が強く、6曲目はカルトバンドの一発録り音源のような荒々しい音。共通して金物以外のドラムがギターノイズに埋もれかけてる感じで、それが地獄の釜が煮えるようなイメージを持って聞こえてくるのが面白い。

SSORCやCATAPLEXY、MANIERISME辺りと比べるとちょっと外部へのアピール力という点で一歩譲る気はしますが、国産ブラックに注目してる方なら手を出して損なしかと。

Usher-to-the-ETHER ★★ (2012-07-11 20:45:03)