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Happiness Is the Road (失恋船長)
Blaze Of Love / Equilibrium (火薬バカ一代)
Equilibrium (火薬バカ一代)
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Any Given Moment / Any Given Moment (火薬バカ一代)
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FERGIE FREDERIKSEN - 最近の発言
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Happiness Is the Road

ジム・ピートリック、デニス・ワード、アレックス・リガートウッドの3人が各々プロデュースを担当、沢山のソングライターを迎え、さらにはブラジルのメロディックメタルバンドAURASも参加したりと、とにかく有名無名に関わらず実力者集団を集め制作された渾身のソロアルバム。どういう経緯でリリースされたのか興味も尽きないが、盤石のチームが集い鉄壁のサポートワークで魅了。主役たるファーギー・フレデリクセンの魅力を引き出しています。
ともすれば唄モノロックの欠点とも言える、似たような楽曲が揃いメリハリがなくなるという問題点。特に今作のようないくつかのチームが参加した場合など顕著なのだが、そういう定番的メロディアスロックに滑り込ませたスリル、そのテンションの高いパフォーマンスは、一発当ててやるぞと言うソングライター陣の気合いと、復活を果たしたファーギーへの餞別の意味合いも込めて無駄がない。その甲斐あって一曲の完成度の高さには息を呑みますね。
JOURNEYやTOTOをブラッシュアップしたような楽曲も嫌み無く放り込み、このプロジェクトチームに対する可能性も示唆、どの組み合わせが好みなのかは聴き手の嗜好に分かれるだろうが、ラストソングのカッコ良さに引き寄せられ、気がつけばリピート再生を余儀なくさせる構成に唸りますね。飽きそうで飽きさせない選曲の妙味、昨年までリリースされていた事を知らなかった一枚。
唄モノロックマニアは勿論ですが、メロディックメタルがイケるマニアにも勧めたい一枚ですね。上手い歌に酔いしれたいというマニアもオススメですよ。実力の割に、日本ではイマイチ知名度に低い彼ですが、質の高さは折り紙付きです。

失恋船長 ★★★ (2022-09-17 19:44:55)


Blaze Of Love / Equilibrium
軽快に疾走する印象的なテーマ・メロディが
夜11時台のスポーツニュースのBGMっぽい…と
書くと褒めてんだか何なんだかですが、褒めてます。
名曲です。

火薬バカ一代 ★★★ (2018-02-02 00:31:21)


Equilibrium

闘病生活にも挫けず、精力的に新作のレコーディングやライブ(来日公演含む)等をこなし、'14年に惜しまれながらもこの世を去った名シンガー、ファーギー・フレデリクセンが豪華ゲストを迎えて制作し、'99年に発表した自身のキャリア初となるソロ・アルバム。
MTM RECORDSからのリリースだけあって、本作に託されているのはファーギーの「歌」が主役のメロディアスHR。但し、後のソロ2作に比べるとハードさは控えめで、よりAOR/産業ロック寄りの作風であったため、初聴時の感想は「地味だなぁ」とあまりパッせず。当時は日本がCD化大国としてブイブイ言わせてた時期でもあり、毎月大量発売されるHR/HM系カタログの山の中に埋もれてしまっていたところ、しかしその後時間を置いてから改めて聴き直し見たら「いや、全然いいじゃんか!」と。
様々なバンド/プロジェクトで自慢の喉を披露して来たファーギーゆえ、パフォーマンス面に関しては最初から不安要素は皆無であり、後はどんだけ彼が歌うに相応しい曲が揃えられるかが勝負だったわけですが、流石一流どころのライター陣が楽曲提供者として名を連ねているだけあって、適度な疾走感を湛えた曲調がスポーツ番組のテーマ曲にフィットしそうなOPナンバー①、ジム・ピートリックとリッキー・フィリップス共作による哀愁のメロハー③、情感豊かに綴られるバラード⑥⑩、ひんやりと心地良い哀感を湛えた⑧、爽やかに吹き抜ける微風の如き⑪…と、本編に並ぶ楽曲は十分粒揃い。
前述の通りHR/HMとは若干距離がある作風ではありますが、TOTOやTRILLIONからLE ROUXまで、ファーギー関連作品を愛聴する方なら間違いなくマストな1枚かと。

火薬バカ一代 ★★★ (2018-01-31 23:26:01)


Equilibrium

TOTOのシンガーとして知られるファーギー・フレデリクセンのソロアルバム。国内盤はAVEXのBAREKNUCKLEから1999年にリリースされた一品。多彩な色で織りなされたエモーショナルな熱きサウンドという帯びタタキの文言も踊るメロディックな歌モノロックを披露。高音域の伸びやかさも心地よく、力負けする事のないテンションの高い圧巻のパフォーマンスには、ただ驚嘆あるのみ、こんなに歌の上手い逸材が、この時点ではさほど世に知られておらず、忘れ去られていたとは驚きでしたね。フックに富んだ哀愁のメロディと適度なハードテイストも程々に歌を聴かせる事に熟知したスタッフが完全サポートと、歌モノAOR系ロックが好きな人にはたまらんものがあるでしょう。個人的には知らない人だったので視聴後の驚きたるや、全編にわたるファーギー・フレデリクセンの情感たっぷりなパフォーマンス力の高さに改めて打ちのめされました。TOTO出身とかでナメていてゴメンナサイとシャッポを脱ぎましたね。

失恋船長 ★★★ (2016-10-28 14:35:25)


Any Given Moment / Any Given Moment
伸びやかなVoとG、
さりげなく合いの手を入れるKeyが
透明度の高い哀愁を漂わすメロハー・ソング。
作曲はジム・ピートリックと聞かされて
この名曲っぷりも納得ですよ。

火薬バカ一代 ★★★ (2013-11-23 00:02:03)


Last Battle of My War / Any Given Moment
ネバー・ギブアップ!ネバー・サレンダー!な歌詞は
ありがちなメッセージ・ソングかもしれませんが、
幾度となく死線をくぐったこの人が歌うと、
尋常でない説得力でグッと胸に迫ります。
疲れた心身にエネルギーを注ぎ込む、
ポジティブ且つ力強さに満ち溢れた名曲。

火薬バカ一代 ★★★ (2013-11-19 23:12:11)


Any Given Moment

アレッサンドロ・デル・ベッキオを筆頭とする実力派ミュージシャン達のバックアップの下、'13年に発表された3rdソロ・アルバム。
順調なアルバムのリリース・ペースのみならず、'12年にはボビー・キンボールやスティーヴ・オウジェリーらと共に来日公演を行っていたりと、ファーギー・フレデリクセンはもうすっかり癌を克服したものとばかり思っていましたが、今回雑誌に載っていたインタビューを読んで、実は現在も、作品をフォローするためのツアーにさえ出られないぐらい体調が思わしくないことを知り愕然。張り良し、艶良し、伸び良しの三拍子揃ったエモーショナルな歌声からは、病魔の影なんて微塵も感じさせないのに・・・。(顔つきには確かにやつれが現れていますが)
それでも、アルバム全編に咲き誇るのは爽やかに澄み渡った曇りなきメロディアスHRサウンド。「体調は良くない」「その時が来たとしても覚悟は出来ている」と率直に語る彼が、にも関わらず、沸々とエネルギーが湧き上がってくるかのような①⑩、LE ROUX時代の僚友がテリー・ブロックと共作した哀愁のメロハー②、ジム・ピートリックのメロディ職人としての筆致が冴え渡る⑧、美しくポップなイッサ嬢とのデュエット・ソング⑨etc・・・といった、どこまでもポジティブなフィールに貫き通された楽曲の数々を力強く歌い上げる様には、胸打たれずにはいられませんて。
決して派手な作品ではありませんが、静かに漲る気迫に思わず背筋が伸びるような思いを味わう1枚であります。

火薬バカ一代 ★★★ (2013-11-18 21:08:42)


Equilibrium

1999年の1st。ジャケがETという映画みたいで、ユニークだ。
内容は、さすがファーギー、捨て曲らしきものは無い。
Bruce Gowdyのギターも素晴らしい。他ニール・ショーンら
も参加している。2ndも出ているが、1stの方が、好きだ。

ジョージべラス ★★★ (2012-10-30 06:45:00)


Happiness Is the Road

LE ROUXの『SO FIRED UP』、TRILLIONの『氷牙』、TOTOの『ISOLATION』といったアメリカン・メロディアスHRを語る上で外せない名盤、あるいはマルチ・ミュージシャン、トミー・デナンダーと組んだメロハー・プロジェクトの数々で素晴しい歌声を披露してきたファーギー・フレデリクセンが、FRONTIER RECORDSの全面バックアップを受けてレコーディング、'11年に発表した2ndソロ・アルバム。
大病を患っていた彼の復活までの険しい道程については平野和祥氏が執筆したライナーノーツに詳しいが(この人がこの手の音楽性のアルバムに寄稿するのって珍しいような?)、少なくとも本作で聴ける彼の声の張り/艶/伸び具合に、病魔の悪影響は微塵も感じられない。
WORK OF ARTのメンバーや現PRIDE OF LIONのジム・ピートリックらが提供した心打つキャッチーなメロディに彩られたメロハー・ソングの数々を、時に繊細に、時にダイナミックに歌い上げる様は、とても病床を脱して間もない人物の歌声とは思えぬエネルギーの迸りが感じられ、取り分けファーギー自身が作詞を手掛けたアルバム表題曲⑤は、逆境の中にあっても決して希望を失わない前向きな姿勢が綴られた歌詞と、ポジティブな躍動感に満ち溢れた曲調とが相俟って深い感動を呼ぶ、今年のベスト・チューン候補に推したい名曲の一つ。
爽やかに駆け抜けていく①や⑨、情熱的な歌唱が五臓六腑に染み渡るバラード④、哀愁のメロハー・ソング⑧、瀟洒なKeyの旋律が心地良い⑫等、優れた楽曲が揃えられた本編はまさしく復活作に相応しいクオリティ。
ファーギー・フレデリクセンの前途が洋洋であることを切に願います。

火薬バカ一代 ★★★ (2011-12-09 07:14:17)