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STONE DEAD (失恋船長)
UNDER MY SPELL (火薬バカ一代)
YOU MUST BE THE STAR / STONE DEAD (火薬バカ一代)
ANOTHER PHASE OF TRUTH / STONE DEAD (火薬バカ一代)
NAMELESS RIOT / STONE DEAD (火薬バカ一代)
STONE DEAD (火薬バカ一代)


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SLEAZY WIZARD - 最近の発言
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STONE DEAD

へヴィメタルの魅力を端的に伝えるスピーディかつアグレッシブなファストナンバーを中心に、男の哀愁と煙ったいロックな渋みが醸し出すサウンドが魅力のバンドでした。メタルならではのドライブ感や、ツボを押さえた構成力の高さに唸りますね。インディーズ制作ということで音質のユルさは如何ともしがたいが、それを補って有り余る、勢いと曲の良さに全てが許されてしまいます。
これがドイツのバンドと紹介されたらウケも違うのでしょうが、日本人と言うだけで毛嫌いされるという、偏見めいたものが、根底にあり認知度が低いのであれば残念です。
今や国内も含め世界的に成熟しつつある活況著しいメタルシーン。今だからこそ、再評価して欲しいバンドですね。ヘヴィでスラッシーなアグレッションを土台としつつも豪快にドライヴする骨太サウンドは一聴の価値ありですからね。

失恋船長 ★★★ (2018-02-17 15:18:31)


UNDER MY SPELL

ラインナップの不安定さが災いして'99年に解散したSLEAZY WIZARDが、新たにTERRA ROSAの岡垣正志(Key)やHURRY SCUARYの出原卓(Ds)らをメンバーに加えて復活。'01年にライブ会場限定で販売されたシングルに、新たにボーナス・トラックを1曲追加してMANDRAKE ROOTからリリースした3曲入りCD-Rがこれ。
収録曲は全てリーダー兼フロントマンの喜田“CHAPPY”康之(とGの東城成陽)によって書かれているのだが、和製様式美HMの切り札たる岡垣の加入に伴い、今回は彼のKeyワークを大々的にフューチュア。結果、GとKeyが激しいバトルを繰り広げる楽曲からはスラッシーな攻撃性や疾走感が後退し、デビュー作『STONE DEAD』とは赴きを異する作風と相成った。
但し、かと言ってコテコテの様式美HM路線へと転向したわけではなく、SLEAZY WIZARDならではの骨太なパワーとガッツ、それにワイルドなノリの良さもしっかりと保持されており、従来のらしさと新味のバランス感覚は非常に良好。
「この路線でのフル・アルバムも聴いてみたかった」と思わずにはいられない内容に仕上がっている。

火薬バカ一代 ★★ (2011-08-02 22:54:35)


YOU MUST BE THE STAR / STONE DEAD
1stアルバムの実質的な幕引きの役割を担う、
畳み掛けるようなスピード・ナンバー。
随所で印象的なオブリを閃かせる
Bの仕事っぷりがかっこいい。

火薬バカ一代 ★★ (2011-07-28 22:05:47)


ANOTHER PHASE OF TRUTH / STONE DEAD
本編においては異色曲と言えそうな
重厚でドラマティックなミドル・チューン。
Gも威勢良く刻み倒すだけでなく、
しっかりと聴かせるフレーズを奏でて
その腕前をアピール。

火薬バカ一代 ★★ (2011-07-27 22:07:08)


NAMELESS RIOT / STONE DEAD
開巻と同時に拳の連打を浴びせかけてくる
破壊的且つアグレッシブな疾走ナンバー。
と同時にノリの良さを含んでいる辺りも
このバンドならでは。

火薬バカ一代 ★★ (2011-07-27 22:05:52)


STONE DEAD

MOTORHEAD、TANK、RAVEN、ACCEPTといったうるさ型HMバンドからの影響を糧に製錬された、叩けば埃が立ちそうな漢ムサいパワー・メタル・サウンドを身上とする関西出身の5人組が、'97年にMANDRAKE ROOTから発表した1stフル・アルバム。
この時点で既に結成から10年を数えるキャリア組だが、さりとて本作にベテランらしい落ち着きやマッタリ感は皆無。ワンパターン気味な構成とインディーズ制作ゆえの音の悪ささえも「勢い」へと転化して、のっけからハイテンションで暴走しまくる本編には、まるでデビューしたての若造バンドの如き威勢の良さが横溢している。
ビルの解体工事現場よろしく豪快に鳴り響くリフ&リズムと、噛み付くように歌う野太いVoとが一塊に炸裂する楽曲の数々は、スラッシュ・メタルばりのアグレッションと、躍動するノリの良さを併せ持ち、取り分け、スピード・ナンバー①④⑦⑨、重厚且つ劇的に迫るミッド・チューン⑧辺りの楽曲は、このバンドの魅力が判り易く体現された逸曲かと。
酒飲みながらガンガン頭振るには持ってこいの、TANKの名曲“BLOOD, GUTS & BEER”の世界を地で行く1枚。

火薬バカ一代 ★★ (2011-07-25 21:47:11)