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More Friends Over (Usher-to-the-ETHER)
ジャスミンティー / シングル/カップリング/その他 (Usher-to-the-ETHER)
21世紀的恋愛事情 / シングル/カップリング/その他 (Usher-to-the-ETHER)
黄昏交差点 / シングル/カップリング/その他 (Usher-to-the-ETHER)
ドキドキベイビー / シングル/カップリング/その他 (Usher-to-the-ETHER)
天気予報があたったら / More Friends Over (Usher-to-the-ETHER)
あなたがいるから / More Friends Over (Usher-to-the-ETHER)


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真野恵里菜 - 最近の発言
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More Friends Over

2012年発表の3rd。

理由は大きく分けて二つあるんですが、最初聴いたときの印象は良くない作品でした…。一つはアルバムの構成。数曲ごとにインターバルで会話が挿入されるんですが、正直こういうのは1回聴けば十分だと思ってしまう私にとっては微妙ですね…。「進行はミチコ」というタイトルですが、これが入るたびにアルバムの進行が止まるのが非常にめんどくさい(笑)。そこでやってる企画も面白くないし、こんなのを入れるくらいなら別ディスクで曲へのコメントやフリートークとかやった方が…とか私は思ってしまうんですが、ファンはこういう構成は嬉しいものなんでしょうか。

しかしそれ以上に問題なのが、アレンジが微妙な曲が多い事。
特にはたけ氏のアレンジは凝り具合や聴き心地の良さといった面で、他のアレンジャーから水を開けられてしまっている気がしてなりません。中でも「Glory Days」のバンドやってる人が急に打ち込みにチャレンジしたみたいな平坦なアレンジは、はっきり言って曲をスポイルしてしまってるように思う。1stの情景描写重視路線ではなく、前作のバラエティに富んだカラフルな路線を引き継いでいるのに、全体的にそれに見合った音圧がないのも気に掛かるところ。

その二点で一時放置気味だったんですが、時間を置いて聴いてみるとそんなに悪くないんですよね。何気に曲はどれも良質で、さっき槍玉に上げた「Glory Days」も曲自体は素晴らしいし、「My Days for You」は彼女を良く知らなかった私に、その曲のシングルだけでなくアルバムまで買いに走らせたパワーがありますからね(笑)。真野さんの歌唱は、決して技巧的ではないものの、弾けてる曲でもどこか真摯さを感じるもので、個人的には凄く好感。というか純粋に彼女の声が好きっぽいです(笑)。「天気予報があたったら」の溌溂とした歌を聴いてると、こっちまで元気になれそうですもん。

…まあそれでも、☆3つはちょっと付けられないかな…というのが私の評価です。「My Days for You」のような、初見でもがっつり引き込まれる超名曲はあるけど、全体としてはまあまあといった感じ。しかし、帯のコピーが「二十歳最後の青春超大作」なのに、このジャケット衣装は…突っ込み待ちなんでしょうか(笑)。

Usher-to-the-ETHER (2012-05-09 22:15:53)


ジャスミンティー / シングル/カップリング/その他
カップリングには勿体ないくらいの名曲。
確かにシングルにするにはちょっとサビメロが弱い気もしますが、その他は完璧。イントロから切なくて可愛らしいムードに引き込まれるし、ちょっと頼りなげで可憐な歌声は歌詞の世界観と見事に合ってると思う。多分これ、アイドル嫌いのおっさんが粗探し目当てで聴いたとしても、歌詞の主人公の女の子の心情とがっつりシンクロして聴き入ってしまうと思う。それくらい雰囲気がある楽曲です。

Usher-to-the-ETHER ★★★ (2012-05-09 22:09:45)


21世紀的恋愛事情 / シングル/カップリング/その他
ツタツタ疾走+クサめのメロディ+ギャングコーラス風の掛け声…この組み合わせでテンション上がらない訳がありません(笑)。真野さんの曲ではここまで疾走するのは珍しいかも。ちょっとBメロがミステリアスな感じだったり、遊園地的なメルヘンチックなキーボードメロがあったり何気に展開も凝ってる。実はA面より好きかもしれません。

Usher-to-the-ETHER ★★★ (2012-05-09 22:08:50)


黄昏交差点 / シングル/カップリング/その他
触りだけ聴いた時は、シングルとしては地味めな印象があったんですが、通して聴くとこれもかなりの名曲ですよね。イントロのピアノから哀愁全開、歌メロも情景が流れるように自然に哀感を演出してくれてます。真野さんの歌はしゃくりを多用したアイドルっぽいものですが、嫌味さがなくて好きです。作詞/作曲/編曲は本上遼さんという人が手掛けてますが、彼の他の曲を聴くとパンキッシュだったりライブで盛り上がる曲が得意みたいですね。サビ前のベースのグリッサンドや、リズムのキメの部分など、アレンジにさりげないかっこよさがあるのは彼の感性のお陰でしょうか。

Usher-to-the-ETHER ★★★ (2012-05-09 22:08:10)


ドキドキベイビー / シングル/カップリング/その他
多分ファンの間では「元気者で行こう!」がこの路線の代表曲という位置づけになってると思うんですが、個人的にはこっちを推薦したいですね。溌溂とした、極上キャッチーなアイドルポップスに、ポップスとしての普遍性を壊さない程度に電波ソング的な盛り上がりを加えた感じの曲調で、強烈なインパクトがありつつも哀愁や清涼感も強い曲。THE ポッシボーに提供した曲も聴きましたが、本上遼さんってホント良い曲書いてると思う。

Usher-to-the-ETHER ★★★ (2012-05-09 22:07:31)


天気予報があたったら / More Friends Over
個人的に神曲な「My Days for You」を差し置いてトリの曲ですが、アルバムの微妙な部分(コンセプト・アレンジ)を吹っ飛ばすくらいの名曲だと思う。TUBEの爽やか系シングル曲を思わせるような清涼感のある曲調と、真野さんの可憐さと溌溂さを兼ね備えた歌唱が見事に合致して、聴いてるだけで訳もなく良い事がありそうな気分になってきます。休日の早朝のジョギングとかの時に聴くと最高の気分(笑)。ただ、この曲が素晴らしいだけに、アルバムのエンディングは蛇足に思えてしまうんですが…ファンから見たらそうでもないんでしょうか。

Usher-to-the-ETHER ★★★ (2012-05-09 22:06:01)


あなたがいるから / More Friends Over
学園モノのドラマで、紆余曲折があった末のエンディングの卒業証書授与のシーンで流れていそう…そんな印象のバラード曲。盛り上げ方がちょっと無難な印象は受けるんですが、まあアレンジは悪くはない…と思う。でもせっかくピアノ入れたバラードやるなら、1stの頃のような繊細なアレンジが良かった気も。

Usher-to-the-ETHER (2012-05-09 22:05:08)