この曲を聴け!
DESPAIR...
MyPage

DESPAIR...
モバイル向きページ 
解説 - DESPAIR...
→解説を作成・修正
コメント・評価

Recent 50 Comments



1. Usher-to-the-ETHER ★★ (2012-03-14 23:16:52)

2012年発表の2曲入りデモCD-R。

1曲目は、暗雲が立ち込めるかのごとく重ッ苦しく引き摺るギターリフに、悲壮なトレモロリフや幽玄で邪悪な神秘性を感じるアルペジオが映えるフューネラルなパートが、アルペジオとヴォーカルのみになる静のパートを挟み展開する曲、2曲目は鬱ブラック的な陰鬱なリフに、どこまでも落ちていくような暗いメロディのリードを絡めた曲で、作風としてはこの2曲を聴く限りでは鬱ブラックや葬式ドゥームに近い感じでしょうか。RAWで立体的に聴こえるドラムに圧迫感あるリフ、しっかり気分を凹ませてくれるメロディのセンス…と流石のクオリティで暗黒音楽好きなら安心して楽しめます。

…が、ヴォーカルはもう完全に逝ってしまってますね(笑)。おそらく女性ヴォーカルですが、喉を閉じた状態から、呼気の力で無理矢理こじ開けてホイッスル気味に絶叫したような、常軌を逸したヒステリックさを感じる声。普通にグロウルを聴かせたり、苦しみに喘ぐようなパフォーマンスをしていたと思ったら、突然声を荒げて絶叫するのが怖過ぎるんですが…。まるでレコーディング中に、急に過去のトラウマが蘇って錯乱したような、リアルな狂気を感じる声。SILENCER同様、曲も素晴らしいけどヴォーカルだけでも十分話題の種になるであろう作品。

…取り合えず2曲だけなのでまだなんとも…という感じですが、フルアルバムで全曲このクオリティだったら間違いなく☆は3つ付けますね。お値段も手頃ですし、バンドを取りあえず知るという意味でも、買ってみてもいいのでは。



発言

評価:★★★ 素晴らしい!! ★★ 良い! まあまあ コメントのみ
→発言を修正・非表示 | 移動
→問題発言を非表示