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BESTIAL THRASHING BULLDOZER
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BESTIAL THRASHING BULLDOZER
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解説 - BESTIAL THRASHING BULLDOZER
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1. 火薬バカ一代 ★★★ (2012-01-03 11:40:07)

平成の世を爆走する昭和スラッシャー軍団ことFASTKILLが、2nd『NUCLEAR THRASHING ATTCK』との間にCODE REDとのスプリット仕様のシングル『THRASHING WARFIELD』のリリースを挟んで'11年に発表した3rdアルバム。
一目見ただけで、その内容について確信を抱かせてくれる相変わらずのアルバム・タイトル(邦題は『恐怖のスラッシュ殺戮兵器』)とジャケット・アートワークが物語る通り、鋭利なカミソリGリフと、俊敏なフットワークを駆使して荒れ狂うリズムとが、「止まったら死ぬぜ」とばかりに猛然と畳み掛けて来るスラッシュ・サウンドは、ローファイな音質まで含めて前2作で披露した方向性を微塵の迷いもなく突貫。
1stデモ収録曲のリメイク⑨が違和感皆無で本編の流れに馴染んでいる事からも、彼らがデビュー当時より一貫してオールドスクールなスラッシュ・メタルに拘り続け、且つ現在に至るもその姿勢が1ミリたりともブレていない事実が伝わってきます。
炸裂感に満ちた②や、刻みの細かいGリフが緊迫感を煽る③、地鳴り如く突っ走る⑦といった高速スラッシュ・ナンバーのあまりのカッコ良さにテンションが上がりまくって、評価が割れる甲高いVoの歌唱スタイルもまるで気になりませんでしたよ。それと個人的には、北海道のスラッシュ・レジェンドNEGAROBOの⑥をカヴァーしてくれているのも嬉しいですね。
FASTKILL入門編としてもお薦めの1枚。(と言っても、基本彼らの作品はどれも同じノリですが)



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