この曲を聴け!
HORIZONTALIOS MALDOS PALAIMA (2011年)
MyPage

HORIZONTALIOS MALDOS PALAIMA
モバイル向きページ 
解説 - HORIZONTALIOS MALDOS PALAIMA
→解説を作成・修正
コメント・評価

Recent 50 Comments



1. Usher-to-the-ETHER ★★★ (2011-11-05 16:36:32)

2011年発表の1st。
DISK UNIONでLIFELOVERが引き合いに出されプッシュされていたので、何となく買ってしまったんですが…最高ですね、これ(笑)。

路線としては儚げなピアノの叙情メロと、ディプレッシブ・ブラック風の絶叫の入った、ブラック寄りのロックンロールをベースに、ジャジーなアンサンブルやフォーク・カントリーから影響を受けたメロディ等を多少滑ろうが空回ろうがお構いなしにブチ込んでくる、アヴァンブラックでもかなり変態度の高い音。分かりやすい「変」さで、余りにも変すぎると逆にそれがキャッチーに聞こえるという、見本のような作風。

LIFELOVERが引き合いに出されてましたが、確かにアーバンでお洒落なピアノや、SEの使い方等は似てるんですが、こちらはもっと不真面目かつ軽妙さがあると思う。ヴォーカルも普通にかっこいい絶叫も出来るのに、情けなく裏返したりいかがわしいオペラ声で歌い上げたり笑い出したり変態パフォーマンスで素敵過ぎる。4曲目の「ボンソワール、マダム。コンサヴァ?トレトレビアン!」とか何処のじまんぐ氏ですか(笑)。

何気にメロディのセンスが優れているのも素晴らしい。
1曲目のピアノフレーズなんかは、それに限って言えばSFC時代のFFやロマサガの、ラスボス戦で流れてもおかしくないようなドラマティックなものも弾いているし、3曲目のフォークメロなんてもうちょっとでお祭り系ペイガンになってしまいそう。意外とクサメタラー受けも良いかもしれません。

という訳で個人的に大推薦のアルバム。
変り種ブラック好きからクサメタラーまで幅広くお勧め。変な音楽が好きなら買っとけ、って感じです(笑)。キャッチーで変なフックが多いため、あまりサイケ/サイコには聞こえないんですが、こういう軽妙さも味があっていいと思います。



発言

評価:★★★ 素晴らしい!! ★★ 良い! まあまあ コメントのみ
→発言を修正・非表示 | 移動
→問題発言を非表示