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DEUS DIABOLUS INVERSUS (????年)
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DEUS DIABOLUS INVERSUS
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解説 - DEUS DIABOLUS INVERSUS
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1. Usher-to-the-ETHER ★★ (2011-09-25 08:53:33)

2002年発表の3rd。
OPETHのMikaelがゲスト参加。

付属のバイオグラフィーによると、「Genre : Melodic Death Metal」となってますが…確かに、リフにもしっかりメロディを練りこんでくるスタイルはメロデス的ですが、演奏の邪悪なマッシブさはデスメタル的でもあり、ブラス、キーボードを用いたシンフォアレンジやトレモロリフなど、シンフォブラック的なアレンジも見られ、各ジャンルの良いとこ取りと言える音になってますね。どこかゴシック的な頽廃性もありますし。

何気にFredric Nordstromがプロデュースを担当してるんですが、彼の洗練された、メタリックな重さをがっつり聴かせる音質が、このバンドの持つ作風にぴったり合ってますね。メロディの暗さもあり、かなり重厚な世界観が描かれてる。ヴォーカルはダーティな地声交じりのがなりですが、妙に野太い声質には呪いの石像が歌っているようなダークな響きがあり、やはり作風にあってると思う。

ただ、時折メロディなどの練りが甘い感じがあるのが惜しいかも。
特に1曲目、イントロのブラスが「パー、プー」という感じの、2音を組み合わせただけのメロディをしつこく聴かせ、剰えそれが曲全体の主題となって展開する作りには流石に辟易。リフのメロなどは作りこんであるし、他の曲はそうでもないですが…1曲目にしたせいで悪目立ちしてる印象。せめて1曲目じゃなければ…。

あと一歩、なにか売りがあれば大化けしそうなんですが、この時点でも重厚で高品質なダーク・メタルを演っていることは明白ですので、妖しい雰囲気のメタルが好きな方にはお勧め。



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