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ORGANIC PERPETUAL HATEWORK (2005年)
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ORGANIC PERPETUAL HATEWORK
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解説 - ORGANIC PERPETUAL HATEWORK
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1. Usher-to-the-ETHER ★★ (2011-09-04 01:08:06)

2005年発表の4th。

タイプとしては、刻みを多用したメロデス的なリフワークと共に疾走し、そこにシンセサイザーやピアノによる装飾が乗るシンフォニックブラックで、ところどころアートワークから想起されるようなインダストリアル要素も取り入れているのが特徴ですね。ヴォーカルは、何気にキレの良さと狂気を両立させている中音域がなりタイプで、なかなかかっこいい声だと思う。

このバンド、何気に世界観の演出が上手いですよね。
アトモスフェリックなキーだけでなく、ピアノの煌びやかな音色も用いた音像はどこか宇宙的な情景を想起させるし、インダストリアル要素もイントロや、ビデオまで制作しているキラーチューン「Soulcloned」の展開部など、作品の肝となるようなパートに取り入れられていて、実際の頻度よりかなり印象に残る感じ。

ヘヴィメタル、特にブラックメタルって、どれだけ聴き手の想像力を刺激できるかが大きなウエイトを占める音楽だと思うんですが、このバンドのそうした演出力は彼らの音楽性に、かなり大きなハクを付けてると思う。TIDFALLやSIRIUS辺りの、宇宙観を持ったシンフォブラックが好きな方にお勧め。



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