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AESTHETHICA (2011年)
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AESTHETHICA
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解説 - AESTHETHICA
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1. Usher-to-the-ETHER (2011-05-14 17:05:48)

2011年発表の2nd。

「KRALLICEを超えるトレモロの嵐」と聴き、速攻で買いに行った一枚。
確かにその看板に偽りは無く、アルバムの大半を高音域のトレモロをキリキリ言わせながら疾走するパートに割いた作風で、トレモロリフの動きに合わせてリズムにキメを設けたり、展開自体もトレモロリフが主導権を握っている感じ。それをバックに、鬱ブラックをカリカチュアライズしたような、軋んだ歪みの少ない悲鳴Voが乗るスタイル。

ただ、個人的にはこの作品、トレモロリフに確かに覆われてはいるんですが、全然「ブラックのリフ」を聴いてる気になれないんですよね。まずメロディが邪悪じゃないし、そのせいかブラックメタルのトレモロリフというよりも、大陸の民族楽器に電気的な処理を施したような音に聴こえてしまいます。途中サンプリングや多重コーラスによるSEも入りますが、正直興を削ぐ感じがある…。

個人的には、ポストブラックの「ポスト」要素が行き過ぎた作品。
本人達にそのつもりはないのかもしれませんが、「トレモロリフを活用してオリジナリティある音楽を作る」ことのみに執心で、肝心の曲作りが今ひとつという感じ。悪いですけど、私の中ではKRALLICE超えは正直無かったですね…。



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