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OMINOUS DOCTRINES OF THE PERPETUAL MYSTICAL MACROCOSM (2011年)
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OMINOUS DOCTRINES OF THE PERPETUAL MYSTICAL MACROCOSM
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解説 - OMINOUS DOCTRINES OF THE PERPETUAL MYSTICAL MACROCOSM
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1. kamiko! ★★★ (2020-07-31 23:46:24)

米国産ブラックメタル2011年作
当時は何の予備知識も無く、ジャケ背景が宇宙だからという理由のみでゲットした作品だが、かなり面白い盤で結構な回数聴いた。
一応米国産としたが、故郷コロンビアでGuillotina(ギロチン)というスラッシュメタルをやっていたが、米国に移住し現バンド名に改名。
そういう経緯があるが、あまり南米的な異国情緒は感じられない。録音状態が良く音響的にアングラ臭が感じられないものの
長い曲タイトルが示す宗教色の濃い悪魔崇拝的な思想と、バンド名(異端審問)のイメージ通りの珍しいヴォーカルスタイルに真性な濃さがある。
演奏様式はブラックメタルと言えるサウンドだが、ブラストはするものの、シンバルの響きが目立つからか、ブラックメタル的なブラストではなく
デスメタル的に聴こえるのが特徴。また、激しく疾走するところと、じっくりとミドルテンポで聴かせる緩急がある。
一般的には2音で構成するギターリフ部分を、重厚に音を積み重ねて演奏するところが、このサウンドの気持ち悪さを際立たせる。
とても内容の濃いブラックメタルだが、何故か一般的なブラックメタルに聴こえない特殊な、一線を画す音楽性が大きな魅力だ。



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