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BEAT POPS (1992年)
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BEAT POPS
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解説 - BEAT POPS
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1. 怒号 ★★★ (2011-03-18 23:50:22)

日本のロックンロール史に残る大傑作「BLUE」の次にリリースされた恐るべき怪作。
基本的にサイケでドロドロした一枚。そしてすげぇ退廃的。

何といっても狂気の渦巻くB面。
「あの夏のGo Go」で言い知れぬ不安と違和感を覚えて、
「ナイ・ナイ」で泥沼に沈み込む。
そしてとどめと言わんばかりに登場する「君を呼んだのに」。
忌野清志郎のライフワーク史上最も狂気に彩られた一曲である。
抽象的かつ不気味で意味不明な歌詞。不安感と焦燥感をあおり続ける不気味なギター。そして信じられないほど美しいメロディ。
あっちの人一歩手前。

A面はポップな名曲満載なんだが(①~④までの流れは本当に素晴らしい)、これもまたアレンジが重苦しくて。

ジャケに反してRCの作品の中では一番玄人受けする内容だと思う。



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