1978年に結成されたアメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス出身のヘヴィーメタルバンド。
1980年代に一世風靡したLAメタルの中でも異色の存在で、Don Dokkenの哀愁漂うボーカルとGeorge Lynchのテクニカルなプレイで人気を博した。
Rattのベーシストとして知られるJuan Croucierは元々、Dokkenのメンバーであり、Rattのデビュー直前に鞍替えした。
RattとDokkenのリフ構成の共通する側面はJuanの影響と考えられるのはそのためである。
1982年にデビュー、1984年に出世作となった2ndアルバム『Tooth and Nail』を発表。
その後、1985年に『Under Lock and Key』、1987年に『Back for the Attack』を発表。発売2週間でダブルプラチナを獲得(全米チャート13位)。
1988年、来日公演の模様を収録したライブアルバム『Beast from the East』をリリース。
しかし、Donとそれ以外のメンバー間の確執が深刻化してゆき、「モンスターズ・オブ・ロック」のツアーを終了と同時にドンが脱退する形でバンドは解散する。
1994年に全盛期のメンバーで再結成されるが、2枚のアルバムをリリース後、1997年にGeorge Lynchが解雇される。
その後も、メンバー交代を繰り返しながら現在に至る。
デビュー時からのメンバーはDonとMickだけである。
バンドの世界総売上は1,000万枚以上。
Current Members(リーダーはDon Dokken)
Don Dokken(Donald Maynard Dokken) – lead vocals, guitar (1976-1989, 1993-present)
Mick Brown – drums (1980–1989, 1993–present)
Jon Levin – guitar (2003–present)
Chris McCarvill(Christopher Lee McCarvill) - bass (2008, 2015–present)