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Chapter II: Aftermath

09年発表の2ndアルバム。
正に北欧の冬の冷たさを体現したかの様なその荘厳で劇的なサウンドは、Europe以降北欧メロディックメタルに我々が求めるサウンドを完璧に構築しており、ヘンリック バスのハイトーンボーカルが活かされている100%ファンを満足させるものではないでしょうか。
これでもかという位全編に渡って劇的なサウンドを保っていて気持ち良すぎますよ!

めたる慶昭 ★★★ (2020-12-06 23:40:36)


End of My Road / Chapter II: Aftermath
ボートラとしてアコースティックバージョンも収められている実質的ラストナンバー。
最後を飾るに相応しい、ドラマチシズムを持つ曲で、本当に演奏陣のプレイ能力の高さには舌を巻かざる終えません。
四半世紀を経てEurmpeがよりテクニカルにより劇的に現れたとも思わせる至高の1曲すぞ!

めたる慶昭 ★★ (2020-12-06 23:33:22)


I Run / Chapter II: Aftermath
イントロの荘厳なキーボードのフレーズからしてもう堪りません!
そこ押してというリクエストに対して完璧に応える感性のメロディ作り。
やはり、Europeの出現以降北欧勢に最も求めたいサウンドと言えば、こういう劇的でドラマチックなものに尽きるのではないでしょうか。
彼らはそれによく応えてくれていますよ!

めたる慶昭 ★★ (2020-12-06 23:25:44)


Kingdom / Chapter II: Aftermath
何やら不穏な雰囲気を醸し出すキーボードからプログレッシブでアグレッシブな曲がスタートします。
80年代のEuropeから連綿と続く透明感が有りドラマチックでファンタジックなそのサウンドは、そら北欧のバンドはやっぱこの手が一番実力発揮するよねーと納得しますがな。
正にこうあって欲しいという典型的なサウンドを構築してくれていますよ。

めたる慶昭 ★★ (2020-12-06 23:18:31)


Prevail / Chapter II: Aftermath
アルバムオープニングナンバー。
スピード感溢れる楽曲は北欧伝統の凍える様な美しいメロディに彩られた佳曲です。
ヘンリック バスのハイトーンはドラマチックに曲を盛り上げるのに充分な歌唱力を有しており、マーカス シグフリードソンのギターとマグナス オールムベリのキーボードのバトルが劇的さを否が応にも盛り上げていますな。
アウトロのピアノもgood!

めたる慶昭 ★★★ (2020-12-06 23:12:25)


Theater of Redemption

もう1曲
「You are」
静かなピアノに導かれて始まる叙情的なバラードナンバー。
ダニエル ハイメンの中音域の深みの有る声が良く生かされています。
途中からハイトーンに変わりますが、ハイトーンでの声も魅力的だ。
ギターソロの後のハイトーンボイスのフレーズなんか惚れ惚れするね。

めたる慶昭 (2017-10-13 21:55:52)


Theater of Redemption

曲毎にコメント出来ないので、ここで2曲程。
「Clawn me king 」
不穏なseから始まる如何にも北欧的な慟哭のスピードナンバー。
細かいシンセフレーズが更にスピード感を高めています。
ダニエル ハイメンのボーカルは実に堂々としていて、とても新加入とは思えないほどサウンドにがっちり嵌まっています。
ただ、テンポチェンジがちょっと違和感有ったかな?

めたる慶昭 (2017-10-13 21:50:56)


Theater of Redemption

'08年屈指の名曲“INNER PEACE”でこっちに強烈なインパクトを焼き付けながらも、その後はとんと音沙汰がなかったマーカス・シグフリードソン(G)率いるHARMONYから、久々に届けられた新作アルバム。
前作では、その“INNER PEACE”1曲のみのゲスト参加に留まっていた元LOST HORIZONのダニエル・ハイメン(Vo)が今回は正式参加。全曲で自慢の強靭な喉を披露していることもトピックな本作ですが、音楽性の方は、これまでの疾走感溢れるネオクラ・パワー・メタル路線から若干の軌道修正有り。
全編を冷え冷えと彩るミスティックなメロディは健在なれど、スピードダウンした代わりにエピカルでプログレッシヴな大作感を強調した感じの楽曲は、昨今の欧州メタル・シーンの嗜好を踏まえた仕上がり。クラシカルな疾走チューン⑪が日本盤用ボーナス・トラック扱いなことからも、バンドの基本姿勢は明らか。
KAMELOT風味のエキゾチックなメロディが妖しげに踊る④、悲壮感の充満した曲調にダニエルの熱唱が映える⑤、バンドのテーマ曲とも言えなくもないキャッチーな⑩等、この路線の楽曲もそれはそれで魅力的なのですが、今回は“INNER PEACE”級の決め手には欠ける印象。前作でアレンジの肝となっていた、指先から零れ落ちていくようなピアノの美旋律が殆ど聴かれなくなってしまったことも、その感じてしまう要因かなぁと。質は十二分に高いんですけどね。

火薬バカ一代 ★★ (2015-02-14 00:20:26)


Chapter II: Aftermath

スウェーデンのメロディックパワーメタルバンドの秀作 2nd
DIVINEFIREの2nd “HERO”にゲスト参加したギタリスト、マーカスシグフリードソン率いるスウェーデンのメロパワバンドで
元LOST HORIZONのシンガー、ダニエルハイメンが参加したことで多少話題となっているアルバムです。。

音楽的には、当たり前ですがギターがかなりパワフルでモダンさすら感じさせるへヴィさを出しているものの、北欧メタル的な冷たさが全体を覆いつつ、
基本線の細さ、しなやかさが微妙・・
売りである、この手のバンドらしからぬへヴィでパワフルなギターが「合ってるのか合ってないのか」分りませんが、なかなか面白いバンドです。
あからさまな変拍子は無いが、
部分的にプログレメタル的な雰囲気を放っているのも、この硬質なギターが雰囲気を出しています。

全体的に地味な印象も強くて、これといったキラー曲のなさ、メロディーの弱さも気になる・・
プロダクションは良くて、ギターもネオクラスタイルのテクニカルなソロを披露してくれているだけに
あと一歩足りないと感じましたし、VOも弱いです。

Arsenal / Gunners (2010-12-03 22:56:50)


Chapter II: Aftermath

スウェーデン出身の5人組様式美HMバンドが'08年に発表した2ndアルバム。(国内盤リリースは'09年)
ここ最近、この手の音楽性のバンドとはトンとご縁がなかったのだが、評判の高さに釣られて思わず本作を購入、
早速聴いてみて「なるほど、こりゃ確かに素晴しい作品だ」と膝を打った次第。
重厚に刻まれるリフ&リズムは、デビュー作がMASSACRE RECORDSから出ていたのも納得のいくダーク&へヴィさを
誇っているが、アルバム全編を、北欧のバンドならではの悲哀と冷気に満ちたクラシカルなメロディが劇的に
彩っているため、大味感や無機質さは皆無。流麗にネオ・クラシカルなフレーズ紡ぎ出すGや、重心低くパワフルに
疾走するリズム隊が非常に良い仕事をしているが、何と言っても本作の主役を張るのは、泣きの入ったハイトーンを駆使して
顔が歪む程の強烈な「憂い」を撒き散らすメロディを熱唱するVoと、冷やかに零れ落ちていくようなピアノの音色で
楽曲のドラマ性&叙情性増幅に大きく貢献するKey。特に、この両者の特性が遺憾なく発揮されたパワフルなOPナンバー①や、
アルバム表題曲②、そして名曲中の名曲⑦の素晴しさと来た日にゃ、「この曲を聴くためだけに本作を買え!」と
思わず極論を述べたくなるほど。取り分け、北欧様式美HMの魅力を体現したかのような劇的極まりない疾走チューン⑦は、
個人的に'09年度のベスト・チューン候補の1つ。尚、この曲で強力な喉を披露しているのは、
元LOST HORIZON~現HEEDのダニエル・ハイマン(Vo)である事も付け加えておきます。
いやー、いい買い物した。今度1stアルバムも買って来よう。

火薬バカ一代 ★★ (2009-10-17 01:00:00)


Chapter II: Aftermath

今の時代みられなくなった北欧メタルの正統後継者的なバンドです。
ジャケットにも見られるように若干ダークな色彩もありますが、NATION等にも
通じるクラシカルフレイヴァーと美麗なメロディーにはグッと来るものあります。
上の方もおっしゃってますがVoは線が細いですがそれがかえって北欧らしさを
醸し出し、絶妙な味を出しています。
疾走感のある曲もるので北欧型メロパワ・メロスピ好きな人にももってこい
かもしれません。
美の多重奏は絶品です。

無の英雄 ★★ (2009-10-12 16:36:00)


Kingdom / Chapter II: Aftermath
スペーシーなキーボードが印象的。
"I Will~"と繰り返すサビに信念を感じる。ガッツ溢れるメロディに勇気をもらえる。

ピュアメタラー ★★ (2009-03-06 21:44:42)


Prevail / Chapter II: Aftermath
冷徹な吹雪の中にいるような異様な緊迫感があるオープニングナンバーです。疾走する中に浮かぶピアノ音が妖しく響く。

ピュアメタラー ★★ (2009-03-04 11:08:44)


Chapter II: Aftermath

全編を覆うキーボードサウンドが凍える北欧の冷たさを感じさせる国内デビュー盤。スウェーデン産2nd。
ダークだが神秘的な雰囲気と凍てつく憂いを帯びたピアノサウンド。派手ではないがこれぞ"北欧メタルアルバム"となっている。
重厚感あるギターも迫力あってスリリングなリフワークが安定している。そして間奏部では魅力的なフレーズの応酬となり、キーボードとの熱いバトルが繰り広げられる。
メロディが充実していて、線の細いハイトーンVoも北欧味全開で好感が持てる。
⑦でダニエル・ハイメン(元LOST HORIZON、HEED)、Bは全編クリストファー・ギルデンロウ(元PAIN OF SALVATION)が参加。おすすめです。

ピュアメタラー ★★ (2009-03-02 17:46:00)